日中韓の学生 環境・経済巡り意見交換5月5日 17時21分
日本、中国、韓国の環境行政のトップらが大気汚染問題などについて議論する会合が、5日から北九州市で始まり、これに合わせて3か国の学生の代表が環境と経済の両立などをテーマに話し合うフォーラムが開かれました。
日本と中国、韓国は、毎年、環境行政のトップが集まる会合を開いていて、ことしは中国で深刻化しているPM2.5などの大気汚染問題を主なテーマに、5日から北九州市小倉北区で行われています。
これに合わせて北九州国際会議場では、3か国の大学生などおよそ20人が参加して環境と経済の両立などについて話し合うフォーラムが開かれました。
この中で基調講演を行った北九州市立大学の三宅博之教授は、将来にわたって発展できる社会を実現するための人材教育の重要性を訴えました。
そのうえで、北九州市では大学生と小学生が一緒に海岸でゴミ拾いなどを行うことで自然との共生を考える授業に取り組んでいることなどを紹介しました。
フォーラムに参加した福岡女子大学2年の中村杏さんは、「解決策が見いだせなくても、環境について考える機会があること自体が大切だと思う」と話していました。
フォーラムで議論した結果は、6日の環境大臣会合で報告されることになっています。
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