高浜原発で使用するMOX燃料、17日午後にもフランスを出港へ
フランスの原子力大手「アレバ」は、関西電力高浜原発で使用するウラン・プルトニウム混合酸化物「MOX燃料」を、日本に輸送する準備を進めていて、日本時間17日午後にもフランスを出港する見通し。
フランス西部の港では17日未明、「MOX燃料」の輸送船への積み込みに向けた準備作業が行われた。
現在、定期検査中の高浜原発3号機で使用する予定で、MOX燃料が日本に輸送されるのは、福島第1原発の事故以来初めてとなる。
2カ月ほどで到着するとみられているが、日本政府のエネルギー政策が固まらない中での今回の輸送は、議論を呼ぶとみられる。