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◆報知新聞社後援 プロボクシングダブル世界戦 ▽WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者・内山高志―同級10位・ハイデル・パーラ ▽WBA世界スーパーフライ級王座統一戦 正規王者・河野公平―暫定王者=同級1位・リボリオ・ソリス(6日、東京・大田区総合体育館) WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志が、国民栄誉賞の松井氏クラスのド迫力KOでV7を決める。同級10位ハイデル・パーラとの7度目の防衛戦に向けて5日、都内で前日計量に臨み、リミットの58・9キロでパス。ホームランを量産した松井氏ばりに「自分もハズレがない試合をする選手になりたい」と2連続KOへ意欲。王座統一戦に臨む同門のWBA世界スーパーフライ級王者の河野公平も52・1キロで計量をパスした。
ゴジラが打席で放った快音が、今も耳に残っている。小学校時代、地元の野球クラブで外野手だった内山。「打席に立つと『打つんじゃないか』と思い、その打席だけテレビを見ていた」。それは、ボクシングで言えば、KOをほうふつさせる一撃だった。
王座奪取から3年4か月。過去の世界戦7試合は負傷ドローのV5戦以外、全てKO決着と“魅せる”王者に成長した。それでも松井氏の暴れっぷりは鮮烈に焼き付いており「『あいつの試合はハズレがない』、『あいつは面白い』と思われる選手になりたい」と貪欲に勝負強さを追い求めている。
V7戦では“消える左”を磨き上げた。左のジャブとフックを打つ軌道を似せ「ジャブかと思ったら突然消え、フックがくる」という一撃。「利き手の右より左を打つ方が多い。ならば左でダメージを与えようと」と精度を上げ、フォームを崩さず打てるよう体幹を鍛え上げた。いまは「新しい左を試したい」と心待ちにする。
調印式と計量は東京ドーム近くの後楽園飯店で行う予定だったが、栄誉賞関連で使われるため、4日前に変更。思わぬ余波だったが“KOダイナマイト”に動揺はない。所属ジムの渡辺均会長(63)は「7度目の防衛だから、7回以降」と恒例のKO予想を直感でズバリ明言した。
パーラと顔を合わせた内山は「周りの声は気にしない。結局は勝った方が強い」と表情を引き締めた。狙うは“表彰もの”の勝利。パーラ以外が待ち望むKO劇で観客を魅了し、V7に花を添える。
◆ルール 1ラウンドに3度のダウンで自動的にKOとなるスリーノックダウン制。グラブは両者とも日本製8オンス。4ラウンドまでに偶然のバッティングで続行不能になった場合は引き分け。4ラウンド終了以降は採点で勝敗を決める。
(2013年5月6日06時02分 スポーツ報知)
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