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ベルギーの列車炎上事故で死者を出した毒ガスの恐怖

ベルギーで列車が脱線し炎上、積んであった科学物質が燃え毒ガスが発生する事故が起こった。この毒ガスで1人死亡、17人が病院に運ばれる事態に。

更新日: 2013年05月06日RSS

秋山田さん

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ベルギーで列車が脱線事故を起こし炎上

ベルギー北西部ヘント近郊で、化学物質を積載した貨物列車が脱線、炎上した

13両編成の貨物列車のうち6両が脱線、複数回の爆発が起きた後、炎上しました

積んでいた科学物質によって有毒ガスが発生し、死者が出てしまった

GettyImages Photo by Jupiterimages / Photos.com

この事故で現場近くの住民1人が死亡し、17人がけがをして病院で手当てを受けた

・アクリロニトリルの特徴

引火性が強い(引火点 0 ℃)ほか、毒性が強いため空気中に 20 ppm 以上含まれると危険である

日本では毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている

付近の住人も避難する事態になったが、対応の遅れが指摘されている

GettyImages Photo by John Foxx / Stockbyte

事故直後、現場周辺の空気中の有害物質の濃度が警戒基準以下だったため、地元当局は当初、住民を避難させる措置を取らなかった

しかし、有害物質が下水道を通じて拡散したり、炎上で発生した有毒ガスが拡散したりしたもようで、体調不良を訴える住民が続出

火が消えた後も避難したままで、脱線の原因は分かっていない

火は夕方には消し止められたが、現場周辺の住民には引き続き避難勧告が出されているという

警察と消防が鉄道会社から事情を聴くなどして事故の詳しい原因を調べています

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