新約・悟りの書 〜Road to Awakening Rebirth〜

本当の意味での成功者は、物質面でも精神面でも成功しています。このブログでは、成功者が到達する『世界観』というものを、左脳的に『言葉』をもって解き明かしていきます。ビジネスとスピリチュアル、その両面から、真の成功法則を追究します。

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※この記事は、2012年6月2日に、旧ブログにて公開したものです。




今日もまた、頂いたメールへの回答を
シェアさせて頂くことにします。


~以下メールからの引用~

与える=奪われる まさしく私のマインドです。

私の親族は、私からお金を奪ってきました。

私にとって与えると(お金)怒りと後悔の感情がでます。

寄付や他人に親切にすることは、出来ますが身内には出来ません。

それでも与えたほうがいいのでしょうか。


~引用終わり~


誰しもが、過去に経験してきたことによって、
『意味づけ』のパターンを持ちます。


この方のように、自分が過去に接してきた
人たちとの交流の内容によって、言葉の定義が
固められてしまうことは、よくあることです。


この方の場合は、『与える=奪われる』という
パターンが、身内に対してだけ生まれてしまう、

というものですね。



このパターンを脱するためのポイントは2つあります。


まず、自分が『与えたい』と心から思える
ときだけ与えればいい、ということです。


スピリチュアルに生きる、

とは、『自己犠牲』の精神で、他人に一方的に
奉仕することを強要されることではありません。



マザー・テレサのような人にしても、彼女はただ、
自分の心に正直に、誠実で在っただけのことです。




僕も、自分が『与えたい』と思えるときは与えますが、
そうでないときには、相手と距離を置くこともあります。


人生で、自分の心に『誠実で在る』こと
以上に大切なことはありません。



社会通念や常識、世間体など他人の考えに
何かを強要される必要など、まったくないのです。


特定の人に対して、『与えたくない』と思ってしまう
自分を、きちんと認めて受け容れてしまってもいいんです。




ただ、『心に誠実で在る』ことは、『自分勝手に生きる』
ということと、誤解されやすい側面もあります。


そうならないためのもう一つのポイントは、

『やりたくない』という感情の背景に潜む、
自分自身の『恐れ』としっかり向き合うことです。



このケースで言えば、『身内に奪われる』という
ことへの『恐れ』への対処です。



このご質問の方は、オーディオセミナーを
ご購入して頂いた、とのことなので、

『恐れを克服する』のパートを参照してもらえたらと思います。



具体的に、このケースに当てはめると、

身内に与えることによって、
自分は本当の意味で何かを奪われるのか?



と、自分の中の誤った『思い込み』を疑ってみるのです。


お金や時間、労力といった目に見えるコストだけを
見れば、一方的に奪われているように見えて、
オーディオセミナー内でも語っているように、

『与える』という行為が起こるとき、必ず、
フェアトレード、『等価交換』が起こっています。



過去の経験は、自分のフィルターがかかっているため、
『一方的に奪われた』という側面ばかりが強調されて、

自分の記憶の中に浮かび上がってきます。



でもここで、オーディオセミナー内の、
『魔法の質問』を使ってみてください。




今の自分には、『一方的に奪われた』としか
思えないような記憶に対しても、


その解釈を一旦置いておいて、

『自分はあの経験によって素晴らしい何かを与えられた』

という前提で、自分の過去を振り返ってみるのです。




こう考えることに抵抗する、感情的な心の揺らぎに対しては、
『恐れを克服する』で語っているメソッドを使って、
心を慣らしていってください。


そうやって、『恐れ』がエネルギーを失ってきたところで、
『奪われる』という経験の裏にある、

『その行為によって得られるもの』を自覚するんです。



そうやって、マインドレベルで解釈が書き換わってきたら、
小さなことからでいいので、それを意識しながら行動するんです。


具体的にこのケースで言えば、身内の人たちに、
何かをやってあげたり、小さなものを与える、

という行為です。


それによって、本当に自分の中に『価値』
生み出されていることを『自覚』しながら行うんです。



すべての流れを説明すればこうなります。



ただ、まずは、

『身内には与えなければならない』

という思い込みから解放されることを
優先してもいいと思います。


一旦、心の鎖を解いて、自由を思い出してから、
改めて『与える』という行為の意味づけを
変えていけばいい、ということですね。


心の負担が大きくならない程度に、
ご自身のペースで進めて頂けたらと思います^ー^


ご参考になれば幸いです。




※引き寄せの法則を理解し、自分らしく
自由に生きるための方法を学びたい方は、
こちらのブログ記事をお読みください^ー^
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