サイドチェインを使って音MADをミックスすれう
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サイドチェインを使って音MADをミックスすれう

2013-04-11 23:42マイリスト : 33
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REAPERサイドチェインを使って音MADをミックスし、聞きやすくしてみようという記事です。

「原曲と素材の音量の割合や、ミックスがよく分からない」
「原音の中音域を下げると声が聞きやすくなるけど、原曲全体をその音質にしたくない」
「かといってオートメーションで声の入る部分だけ中音域を下げるなんてめんどくさい」

とか思ったことがある人に向けての記事です。

この記事で紹介するものは、
キャラクターの声が入る場所だけ、原曲から声の周波数の部分の音量を下げる
という単純なものです。

ちょっとめんどくさいです。読むのがめんどくさいだけで作業自体は簡単です。
ちなみに僕はあまり詳しくないので言葉の意味とか間違ってるかもしれません。
あと見づらいです/(^o^)\

記事で使っているREAPERのバージョンは3です。


最初にサイドチェインとは、
たとえばトラック1にかけたエフェクトのかかり具合をトラック2の音で決める
というものです。

原曲のトラックをトラック1とし、声の素材のトラックはトラック2以降とします。
トラック2以降はフォルダにまとめます

今回はREAPERに付属されている「ReaEQ」というイコライザを使います。
軽くて手軽なので私はよく使います。

最初に、トラック1(原曲)のI/Oボタンをクリックし(1)
Add ner receive...」からトラック2を選択します(2)
そのあと、下段を Audio 1/2 ⇒ 3/4 となるよう選択します(3)


(画像1)

次に、トラック1(原曲)にReaEQを使います。下の(画像2)を参考に。

画像には書き忘れましたが、最初に Frequency(Hz)の設定をすると良いです。
ここで、素材の周波数に近い周波数にポイントを持ってきます。
調べて見ると、男女ともに100Hz~900Hzだそうなので、500Hzくらいに設定すると良いかもです。
スペクトラムアナライザー等を使ってキャラの声の周波数を見てみると確実ですね。

次に、Typeを「Low Shelf」から「Band」に変更します(1)
そのあと、
Param」→「FX parameter list」→「Parameter modulation」→「1-Gain(Band)」をクリックします(2)(3)
(この「1-Gain(Band)」の「1」は、ReaEQのポイントの番号です。2でも3でもいいです。)
すると、新しい画面が出てきます。


(画像2)

次に、出てきた画面の設定をします。(画像3)を参考に。
最初に、パラメータの初期値ゼロにします(1)。つまみをダブルクリックすると早いです。
Audio control signal にチェックを入れます(2)。すると下にいろいろ出てきます。
Track audio channel を「3+4」にします(3)。こうしてトラック2から音の情報を受け取ります。
DirectionNegative にします(4)。パラメータを下げるという意味です。


(画像3)

設定をし終えたらウインドウを閉じます。

ここまでできたら、ReaEQのウインドウを出しながら再生してみましょう。
すると素材の位置でポイントが下がっている!はずです。
削りすぎだ、とかもうちょっと削りたい、という場合は、
3枚目の画像のアタックやリリースをいじったり、ReaEQの「Dry/Wet」を上手く調節してみてください。
これでキャラクターの声が入る場所だけ、原曲から声の周波数の部分の音量を下げることができました。
原曲の音量をあまり下げる必要がなく、そのまま音量を下げてミックスするよりは音量も音質も保て、キャラクターの声を聞き取りやすくなるかなと思います。僕が思うだけです。

上にも書きましたが、

「原曲と素材の音量の割合や、ミックスのしかたがよく分からない」
「原音の中音域を下げると声が聞きやすくなるけど、原曲全体をその音質にしたくない」
「かといってオートメーションで声の入る部分だけ中音域を下げるなんてめんどくさい」

という方は一度試してみてはどうでしょうか。
サイドチェインによってできることはいっぱいあるので、いろいろ試してみるとおもしろいかと思います!

_(:3」∠)_
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