2013.5.6 05:05

はなわ&プリティ、松井氏とミスターの師弟愛に涙(2/3ページ)

安倍首相から左手で表彰状を受け取る長嶋氏。隣の松井氏がさりげなく介添えをする姿に、多くの人が感動した=東京ドーム

安倍首相から左手で表彰状を受け取る長嶋氏。隣の松井氏がさりげなく介添えをする姿に、多くの人が感動した=東京ドーム【拡大】

 それぞれ自前で巨人軍のユニホームを着た松井メークのはなわと千葉県議でもあるプリティ。はなわの知人から譲り受けたチケットで、1塁側スタンドに隣同士で陣取った。

 2人が最も感激したのは、授与式で長嶋氏が安倍首相から、賞状の入った額と記念のバットを続けて受け取ったとき。不自由な右手をズボンのポケットに入れたまま、左手だけ出すのを見た隣の松井氏が、さりげなく両手を添えて長嶋氏の右手の役割を務めた場面だ。

 プリティは「歩くときも松井さんは一歩下がって、監督の歩調に合わせていた。これぞ師弟愛」と感涙にむせびながらコメント。はなわも「松井さんが引退会見で一番の思い出を『長嶋さんと一緒の素振り』と言った意味を実感しました。監督のスピーチは短かったけど、『松井との絆は永久に不滅です』という心の声が聞こえた気がしました」としみじみ語った。

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