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林農相 TPPでベトナムに連携要請5月4日 23時32分
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ベトナムを訪問している林農林水産大臣は、4日、首都ハノイで、ファット農業農村開発相らと会談し、ベトナムがすでに参加しているTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉で、両国の連携を図りたいという考えを伝えました。
林農林水産大臣は、ベトナムの首都ハノイで、ファット農業農村開発相とTPPの首席交渉官を務めるカイン副商工相と相次いで会談しました。
このうち、ファット農業農村開発相との会談で、林大臣は、日本がTPPの交渉に参加するにあたってはコメや麦などの農産物を関税撤廃の例外としたい考えを説明しました。
そのうえで、これまでの交渉について詳しい情報の提供を要請するとともに、交渉の一部の分野では日本とベトナム両国の連携を図りたいという考えを伝えました。
これに対して、ファット農業農村開発相は、日本の立場について一定の理解を示したということです。
ベトナムは、これまでにほかの国と締結した自由貿易協定で自動車などの工業製品に対する高い関税率を維持しており、TPPの交渉でも、日本などと共に関税撤廃に例外を認めるよう主張することも予想されます。
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