2001年12月の近況報告
拝啓 早いもので、もう平成13年も最後の月となりましたが、皆様には如何、師走をお迎えのことでしょうか。 あちこちへ出掛けることの多かった11月の動きをご報告します。 11月14日に4年目になりました、定例セミナ−を催しました。講師は伊勢新聞社長の小林氏で、マスコミの裏話を中心に、本音に迫る面白い話で、再度の話をということで、いずれ経済の話を中心にと思っています。 是非皆様もご参加下さい。 17日〜19日、北海道に行っている高一の息子の激励に森家3代で行って来ました。 22日〜23日は東京へ行きました。22日は友人の誘いで、鹿児島最福寺の池口恵観氏の勉強会に出席しました。作家の家田荘子、巨人の清原などが修業していた寺で、マスコミにもしばしば登場する人です。 ゲストスピ−カ−は、一兆円のお金を動かしている比の60歳の女性でした。アメリカの経済誌によく登場。大蔵大臣に要請された有名な方のようです。 私は、あなたにとって今一番大切なものは何かと質問しましたら、私はお金も力もある、今一番大切なのは家庭と友人だ、と言っていました。一度私もそう言ってみたいものだと思いました。 日本は@不良債権の処理Aデフレを止めるB知的開発(特に若者の)この三つの改革が出来れば5年後には必ず復活出来る、とのことでした。 更にその日夜、錦織淳氏と遅くまで食事をし、一杯飲みました。 今、有明干拓を巡る漁民団の弁護団長として活躍中で、又奥様がパキスタンとの関係が深く、9月14日のテロ事件の時もパキスタン奥地にいて大変だった話などを伺いました。 今私は55歳、人生残り少なくなってきていろいろ考える、ということを言いましたら、錦織氏いわく、私が中坊公平氏を住専回収機構の社長にした時、中坊さんは68歳、そして退任が70歳、この3年間は中坊さんが本当に輝いていた。 だから人生なにがあるかわからない。夢を持って歩みましょう。とのことでした。悶々とする日々もある今日ですが、チャンスがなにかあれば又声をかけますと言われ、又気を取りなおし、元気で頑張ってまいりたく思っています。皆様も是非生涯現役でお励み下さい。 23日は大学に入る前からの心友の墓参に大磯まで行って来ました。夜は斉藤精一郎立教大学教授の勉強会に出て帰ってきました。 戦後3度目のマイナス成長時代の分析と小泉改革の話でした。 特殊法人の廃止等で、10兆円の節約が出来る。そして、民主党指導部の政治オンチぶりなどの話が中心でした。 ◎10年以内にインフレが来るであろう◎固定相場制の導入など資本主義の一時停止状態があり得ると言うことでした。いずれにしても、円の切り下げを含むいくつかの政策を大胆に取り入れなければならない時が来ると思います。 さて、私も55歳。政治家に挑戦する時間はあと数年。ワンチャンスです。こういう年になったからかどうか、ここのところ古い友たちと一杯飲む機会がよくあります。 11月26日は尾西高校の教え子7人程と食事会をやり、ご馳走になってしまいました。 12月14日は婦人部”たんぽぽぐみ”の中心メンバ−だった方々との忘年会が5年ぶりで開かれます。 又12月21日、22日と学校長の関係で上京しますが、山口二郎北大教授の勉強会の後、早大雄弁会の後輩(一年)達と食事をすることになっています。 古い友は、減ることはあっても増えません。長いお付き合いの皆さんとは出来るだけ大切にお付き合いしたいと思います。 25日には環境の会で芋煮会を開きました。(社)ゆとり福祉会のヘルパ−講習会も今月28日で全て終了。1月には閉講式です。 これからも人のつながりを大切にもう一回挑戦します。「感動のある教育」「国民の側に立った行政政治」をめざし前進します。気ぜわしし12月です。お身体を大切にお過ごし下さいませ。 敬具 森 治男 拝 平成13年12月10日 |