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環境省 PM2.5で対応策まとめる4月30日 4時25分
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大気汚染物質・PM2.5への注意を呼びかける国の指針が分かりにくいという指摘が相次いだため、環境省は、マラソン大会や運動会を中止する場合の目安などを示した対応策をまとめました。
環境省はことし2月、PM2.5の1日の平均濃度が1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると予測された場合、都道府県や政令指定都市が、外出や屋外での長時間の激しい運動などを控えるよう呼びかけるとした指針をまとめました。
これに対し都道府県などから、「指針の内容があいまいで分かりにくい」といった指摘が相次いだため、環境省は、指針を運用する際の対応策をまとめました。
それによりますと、「屋外での長時間の激しい運動」は、呼吸器への大きな負担が長く続くマラソン大会などが当たり、指針の値を超えると予測された場合は中止した方がよいとしています。一方、運動会など一般的な屋外での行事は中止する必要がないとしています。
運動会などを中止する目安としては、1日の平均濃度が1立方メートル当たり140から150マイクログラムを超えると予測された場合と、具体的な数値も示しています。
環境省は、自治体と情報を共有して、指針の適切な運用に取り組んでいきたいとしています。
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