【石川】2次交通 金沢←→穴水 大勢の客 実験列車 大型連休初の運行
北陸新幹線金沢開業後のJR金沢駅から県内全域へ移動する公共交通の利便性アップを検討する県やJRなどは四日、のと鉄道穴水駅周辺での観光ツアーを組み込んだ金沢−穴水の実験列車運行を行った。大型連休中は初の試みで、五日も行い、需要を検証する。 四日は午前八時十一分金沢発、同九時半すぎ七尾着の普通列車に、ツアー参加者のほか一般の観光客や利用者も含め大勢の人たちが乗り込んだ。七尾駅でのと鉄道の普通列車に乗り換え、同九時五十一分に出発し、同十時半に穴水に到着した。ツアー参加者は穴水駅周辺で線路を歩くイベントや能登ワインを味わう体験コースを楽しんだ。 帰りは午後四時八分穴水発、同四時四十四分七尾着ののと鉄道臨時快速列車「能登の里山里海号」、同四時五十分七尾発、同六時金沢着のJR臨時快速列車「でか山・花嫁のれん号」を利用。五日も同じダイヤの列車で行う。 二〇一一年度から金沢−穴水で直通列車などを運行する実験の一環。一三年度は夏以降も計画し、年間を通じた実験で効果的な運行方法を探る。 のと鉄道旅行センター(穴水町)によると、二日間で七十人近いツアー参加の申し込みがあった。 (室木泰彦) PR情報
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