フランス通信によりますと、オバマ大統領は3日金曜、コスタリカで記者会見を行い、「シリアへのアメリカ軍の駐留は、アメリカのみならず、シリアの利益となるだろう」と語りました。
オバマ大統領は、「シリアで化学兵器が使用されることを示す証拠を持っているが、いつ、どこで、どのように使用されるかについて情報はない」としました。
シリア政府は、政府軍が反体制派の勢力に対し化学兵器を使用したことを強く否定しながら、反体制派のテロリストが使用禁止されたこうした兵器を民間人に対し使用したとして非難しています。
アメリカのヘイゲル国務長官は2日木曜、ワシントンでイギリスのハモンド国防大臣と合同記者会見を行い、「アメリカ政府は、シリアの反体制派への兵器の供給という選択肢を検討している」と述べました。
サウジアラビア、カタール、フランス、イギリス、シオニスト政権イスラエルといった国々は、2011年から、シオニストに対抗する中心国であるシリアのアサド政権を転覆させるため、同国にテロリストを派遣し、彼らを資金、兵器、メディアの面で支援することで、シリアに情勢不安を引き起こしています。