弁護士へのミチシルベ ―法科大学院編―

ロースクールに通う、とある司法試験受験生の日々を綴ります。


テーマ:

試験勉強

サクハシ


計9時間





今学期の期末試験は今日のみ。




2限 現代人権論。


正誤問題が10問と、論述1問。


正誤問題は判例に関するものがほとんど。


今回の試験勉強を機に、百選の重要判例をいくつか見直せたのは良かった。




論述問題は、今年も時事ネタから出題。


集団食中毒事件を機に、食品衛生法の規定(食品の製造・加工、提供の方法について)が改正され、規定違反者には刑罰を科すとなったところ、Xが規定違反をして逮捕、というもの。


職業遂行の自由に対する侵害として論証しました。


正当化基準については、規制目的二分論をバッサリ批判して、


比較衡量

  ↓

・職業遂行の自由など経済的自由権は、社会的相互関連性が大きい。

・目的が消極的(なお、答案には「消極的」とは書きませんでした)。

・違反者に刑罰という点で、規制の態様が強い。

  ↓

よって、重要な公共の目的のため必要かつ合理的な規制といえる場合に正当化される


という流れで書きました。



ただ、具体的事実のあてはめがあまりできなかったかな。






6限 破産法。


こちらは、震災の復興支援ボランティアの様子を素材とした事案。


、、、、。


問題はいたって簡単ですがww


まさか豊田商事事件の概要と感想(笑)を聞かれるとはww


破産理論については、先生の言うとおりに、しっかり絵を書きました。






さて、入試までもう何も障害がない状態です。


日々淡々とやっていこ。

PR

気になるキーワード