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【社会】

津軽三味線 女性初の日本一 習志野の土生さん

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 津軽三味線の技量を競う「第七回津軽三味線日本一決定戦」が四日、青森市で開かれ、「日本一の部」で千葉県習志野市の土生(はぶ)みさおさん(40)が女性で初めて優勝した。

 五歳から津軽三味線を弾いているという土生さんは「四回目の挑戦で優勝できてよかった。津軽三味線や民謡を若い人にも知ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

 十三人の奏者で競った日本一の部は、独奏で技術を披露する「曲弾き演奏」と民謡に合わせる「唄づけ伴奏」の総合得点で審査。土生さんは千二百点満点中、九百七十三点だった。

 準優勝は東京都荒川区の矢吹和之さん(30)、三位は同区の白藤(しらふじ)ひかりさん(23)。

 大会は三日から開催され、ジュニアや団体の部に全国から約四百人が参加。延べ二千人の聴衆が、力強く美しい音色に聞き入った。

 

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