中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【サッカー】

高瀬 復活の今季初得点

2013年5月5日 紙面から

◇プレナスなでしこリーグ INAC神戸3−0浦和

 女子サッカーのプレナスなでしこリーグは4日、第7節の2試合を行い、リーグ3連覇を目指すINAC神戸は敵地で浦和に3−0で快勝し、開幕7連勝を飾った。浦和は6連敗。日テレは2−0で千葉を下した。INAC神戸は、なでしこジャパンのFW川澄奈穂美(27)が2得点1アシスト、左内くるぶし骨折から復帰した昨季リーグ得点女王のFW高瀬愛実(22)が今季初得点を挙げた。

 とどめの一撃で、高瀬が復活ののろしを上げた。2−0の後半ロスタイム3分、右からの川澄のクロスをダイビングヘッドで合わせた。3月31日にくるぶしの骨折が判明し、同23日の開幕戦以来の出場となった得点女王にとって今季初得点。「久しぶりのセンターフォワードで、点を取りたくて前で張っていた。楽しかったし、結果を残せてうれしかった」。取材ゾーンで大粒の汗をかきながら、目を輝かせた。

 練習に合流したのは今月2日。リハビリ中に痛みが戻ることはなく、順調にこの日の復帰戦を迎えた。チームメートから「煮干しと牛乳を取るように」と言われたという高瀬は「(リハビリ中)牛乳をけっこう飲みました。めっちゃ好きで、学生時代は主飲料。1日1リットル、飲んでましたから」とニコニコと笑った。

 来月に控える国際親善試合に向け、視察したなでしこジャパンの佐々木則夫監督は(54)は「高瀬が治ったのを確認できてよかった」と話した。高瀬自身も確かな手応えをつかみ、「(代表を)少しずつ視野に入れていければいいと思います」と、最後まで笑みが絶えなかった。 (関陽一郎)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ