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'13/5/4

人工芝サッカー場はや好発進



 福山市沼隈町のみろくの里で7月にオープンする「広島県フットボールセンター ツネイシフィールド」の人工芝サッカー場3面のうち1面が完成し、利用が始まった。既に地元の少年チーム「FCバイエルン ツネイシ」のほか、県内外の50チーム以上が使用。年内の週末はほぼ予約でいっぱいという好スタートを切った。

 センターは完成すれば、中四国地方最大級のサッカー施設となる。同市の常石グループが日本サッカー協会の補助を受け、昨年末に着工した。

 夜間照明付きの1面は3月下旬に完成。バイエルンが練習で使い、チームが参戦する中国地方リーグの会場にもなる。キャプテンを務める府中市の第一中3年中原創太君(14)は「人工芝なのでスライディングなどの思い切ったプレーがしやすい」と話す。

 常石グループはサッカー場と、隣接する宿泊施設「ツネイシしまなみビレッジ」をPRし、合宿誘致も進めている。春休み期間は関西地方の4高校のサッカー部が合宿に利用。市内の大門高や誠之館高などと試合をした。

 サッカー場を運営するNPO法人ツネイシ・スポーツアクトは「関西の人工芝サッカー場はどこも予約がいっぱいで需要が高い。中国地方からの試合の利用希望も多い」と手応えを語る。秋には中国サッカー協会主催の50歳以上の全国大会「ライフスポーツサッカー大会」開催も決まった。

 予約は随時受け付けるが、年内の週末と夏休みはほぼ埋まっているという。平日のサッカー場1面の貸し切り料金(1時間当たり)は一般8千円、高校生以下6千円。しまなみビレッジ宿泊の場合は半額になる。同ビレッジ=電話084(988)0003。

【写真説明】人工芝1面の利用が始まった「県フットボールセンター ツネイシフィールド」




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