'13/5/3
広島経済同友会が開発で提言
再開発が進むJR広島駅北口の二葉の里地区(広島市東区)に、大規模なコンベンションセンターや第2バスセンターを整備する提言を、広島経済同友会がまとめた。駅北口の正面にある区画を、JRや行政が一体となって開発することを求めている。
提言は、5区画で開発が進む二葉の里地区のうち、駅北口の正面にある「5街区」(約3・4ヘクタール)を「ひろしま・シティゲート(仮称)」と命名。駅への利便性の良さを生かしてコンベンションセンター、オフィス棟、バスセンターを整備する。
コンベンションセンターは、国際会議が開ける2千〜2500人規模を想定。第2バスセンターは長距離バスなどが発着する。
5街区は、JR西日本広島支社などがあるJRの所有地と、中国財務局が民間に売却する土地が並んでいる。一体的な開発には調整が必要になる。
永野正雄筆頭代表幹事は「5街区は中国地方の玄関口。一貫性を保って開発しないと後悔する」と指摘し、広島市が開発を主導するよう求めた。提言は市、広島県などに提出した。