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アイドルとして生まれ ももちは生まれながらのアイドルでした。アイドルになろう、ではなく、もうそれは決まっていたことで、アイドルになるべくして生まれてきたんです。物心がつくまでは「かわいいね」が親戚の中だけだったんですけど、時間が経つにつれてその半径が大きくなっていきました。小学校5年生でオーディションを受けて3万人の中から選んでいただいたのが10年前。日本一のアイドル誕生の瞬間です。かわいさはもちろん飛び抜けていたんでしょうけど、それを3万人の中から見つけるつんく♂さんはさすがです。感謝しています。アイドルとして理想や憧れがあるとしたら松田聖子さんですね。ももちは平成の松田聖子さんになりたいですし、もうちょっと言うと、将来 |
的には松田聖子さんが“昭和のももち”っていわれるようになりたいと願って頑張っていきます。実際に憧れの世界に入ると、いい意味で厳しさを知りました。アイドルって魔法とかを使えて、なんでもすぐできるようなイメージだったんですが、リハーサルはこんなに時間をかけてやるんだ、とか、現場のリアルを目の当たりにして「輝いているのは理由があるんだ」と思い知らされました。ももちもレッスンで泣いたりしたこともありますけど、でもそのぶん、本番のステージに立つと毎回「やってよかった」って思えます。本当にやりがいがあります。歌やダンスはもちろんうまいことも必要なんですけど、常にどうしたら「アイドルっぽい」かを意識しています。歌がうまいかたは歌手、ダンスが上手なかたはダンサー、それぞれプロフェッショナルがいらっしゃいます。アイドルは、その「人」そのものを好きになってもらえるか、なんです。極端な話、もしフリや歌詞を間違えても「許してにゃん♥」でしっかりフォローできて、いかに可愛いかが大切なんです。 |
ネガティブの反対語=ももち ただ、こういう発言をしているとときどき「言うほどかわいくないよ」とか「ビジュアルは中の下」という反応もいっぱいあります。でもそれは好きの裏返し、なんですよね。男性の場合は好きなコにはどうしても意地悪しちゃう心理で、女性の場合は嫉妬が多いのかな。「楽屋に入ったら、気を抜いてるんでしょ?」と質問されることもありますけど、いつでもどこでも24時間アイドルです。寝顔もかわいいし、アクビしてても、超絶かわいいんでしょうね。ビジュアルは日々、進化していて天井を知りません。ポジティブかって?そうですね。ネガティブだね、と言われたことは一切、ありません。常に「こんな楽しいシゴトがあっていいのかな」とは思っています。ライブの後は疲労しますし、忙しいときは大変ですけど、まったく苦ではないです。「このシゴトはNGです」というのもおもしろいくらいありませんし、休みの日もアンケートに答えたり、生写真用のサインを書いたり、なんだかんだシゴトしてます。むしろ2日以上の連休があると熱が出ちゃうくらい。大学との両立も大変といえば大変ですけど、子どもが好きですから、保育士の資格をとるために勉強するのは楽しいですね。でもアイドルは天職だと思ってますから、勉強したことをアイドルで活かしていきたいと考えています。 |
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ももち、世界へ進出 2013年の後半、ほかの芸能人のかたには悪いですけど、ももちがもっていってしまうと思いますので、先に謝っておきます。許してにゃん♥ まず、この「許してにゃん♥」が流行語大賞を受賞します。昨年はノミネートされずに終わったんですが、明石家さんまさん、SMAPさん、嵐さん、AKB48さん…。そうそうたるみなさんにやっていただいたんです。ぜひみなさんも使ってください。考えてみれば、ワイルドな場面よりも謝る場面のほうが多いじゃないですか。またはワイルドからの「許してにゃん♥」も有効かもしれません。今は日本一のアイドルにとどまっていますが、これからは世界一 |
のアイドルを目指していきたいですね。海外でのライブも増えてきて、去年アメリカでライブをしたときは、レディー・ガガさんのワールドツアーの最中だったんですけど「レディー・ガガさんとももち、どっちが好き?」と聞いたら「MOMOCHI〜」と大声援が返ってきました。手応えはあります。世界はそんなに遠くないな、と。アメリカとフランスとタイはつかみかけている実感はあります。まずはアジアをとってから中東と南米を狙っていきたいです。そうして、ももちのかわいさが世界に発信すれば、みんながシアワセになって平和になるんじゃないかな、と本気で思います。あ、でも、ももちのかわいさで戦争が起こる可能性もありますね。「我が国に迎えたい」とか「いや、うちの国の姫だ」とか反論しあって、そうしたらももちのために争わないで、と間に入るしかないですね。 |
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