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ラーメンを語り出したら止まらない!会社帰りも休日もラーメン三昧のOL本谷亜紀が女子にウケるラーメンをナビゲート

北海道らーめん きむら初代

2013.05.03

今月のテーマ 「雰囲気も楽しいラーメンテーマパーク」
大宮そごう ラー戦場「大宮情熱屋台」

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men北海道味噌らーめん。濃厚そうに見えますが飲み口は意外とあっさり
mainペタンと座って、ちゃぶ台でラーメンを食べるなんて新鮮!

 皆さんこんにちは!ゴールデンウィークの予定は決まりましたか?まだ決まっていないという方はぜひこの連載を参考にラーメン食べ歩きをしてもらえたら嬉しいです。
 さて今月は家族でも訪れやすいラーメン複合施設をご紹介!新横浜ラーメン博物館は有名ですが、ほかにもいろいろな施設があるんです。意外に家の近くにあっても知らなかったお店があるかもしれませんね。
 今回ご紹介するのは、ラー戦場「大宮情熱屋台」です。こちらは大宮の駅から直結のそごうデパートの飲食店フロアにありアクセスがとても良いです。こちらは4店舗のお店が入っています。3店舗はラーメン専門店、あとの1つは中華屋さんです。入口の券売機で4店舗の中から好きなお店をチョイス。こちらに出店するお店は不定期開催のコンテストで選ばれたお店が並んでいます。人気がないと店舗が変わってしまうため、常にレベルの高い味を提供しています。珍しい画期的なシステムですよね。
 現在は歴代のチャンピオンのお店が出店中です。その中の一つ、「北海道らーめん きむら初代」はラー戦場の初代チャンピオンが復活。現在は横浜の青葉区にも路面店を出しています。


kimuraわざわざ横浜から駆けつけてくれた木村さん。初代チャンピオンだけに貫禄がありますね

 ラーメンは正統派の味噌らーめん(700円)で、優しくほんのり甘いスープが特徴です。この味噌は白味噌ですが醗酵する直前の味噌を使用しています。だからより大豆の白っぽい色がスープに出ているのですね。味噌ラーメンには辛さを効かせているものもありますが、こちらは辛味控えめ。味噌の味とほのかなにんにくの香りが活きています。
 また隠し味としてアーモンドが使われていて、隠し味と言えどびっくりするほどの量を使用しているそう。贅沢ですね。
 味噌を醗酵させていないので、あっさりとした飲み口が特徴です。乳化しているのでコクがありますがもう少しこってり感が欲しい!という方はバタートッピングなんかもお勧めです。麺は北海道の味噌ラーメンらしい黄色く縮れた卵麺です。コシが強く味噌スープとの相性もばっちり!他の具はもやしがたっぷり、他にも葱とワカメという構成です。
 札幌らしさが垣間見えるラーメンでした!グループで4つのお店のメニューを注文し交換しながら楽しむ、なんてのもいいかもしれませんね!


  • dennsha大宮の街を走っていたチンチン電車のレプリカ
  • tennai店内は古き良き昭和の雰囲気
  • soup白味噌のスープ。甘い香りの中にニンニクの良い香り
  • gochi北海道生まれなので、北海道味噌ラーメンを食べるとホッとします
北海道らーめん きむら初代
住所 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店 9F ラー戦場「大宮情熱屋台」
TEL 048-646-4471
営業時間 11:00~22:00 (L.O.21:30)
定休日 そごうの休館日に準ずる

本谷亜紀
本谷亜紀1988年埼玉県生まれ。幼少よりラーメンに親しみ、高校時代に食べ歩きを始める。大学入学後は、食べ歩きサークルを主宰する傍ら、2010年より『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)で"ラーメン女子大生"として活動を開始。大学卒業後はラーメン評論家としての活動を本格化。
昨年は、らあめん花月嵐の期間限定メニュー「ベジラーメン菜菜」をプロデュースした他、「森田一義アワー 笑っていいとも!」のコーナー「私立 その道のプロ高校」において「ラーメンまる秘攻略術」と題し、2週連続で講師役を務め、さらには、FRIDAY、グランドジャンプ『ラーメンOL本谷亜紀の麺活!!』で連載を受け持つなど幅広く活動。
「ラーメンは美味しく楽しく」がモットー。年間350杯程度を食す。[著書]『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』(扶桑社)
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