生後40日にも満たない子猫を展示し泣き叫ばせる悪質ペットショップに猛抗議を

このツイートが大きな反響を呼び、抗議の声が上がり始めています。生後40日にも満たない子猫を母猫から引き離して店頭展示するのはどう考えても残酷な行為です。

まだ離乳したばかりの子猫を長時間泣き叫ばせておいたら、それだけで幼い体は消耗し、心身共に深刻なダメージを受けることになるでしょう。したがって、改正動物愛護法の「8週齢規制」の施行はまだですが、現行法の範囲内でも、第7条「その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努める」との定めに違反すると考えられます。

「8週齢規制」ではカネ儲けの効率が悪くなると法制化に対抗していたペット業界ですら、生後45日以前の子猫子犬の販売は自主規制しています。子猫の一日は、成長の過程において極めて重要な意味を持ちます。子猫は一日で驚くほど成長するのです。その大切な一日を孤独と恐怖に奪われることは、子猫の一生にとって、心身の発達において、どれほどの傷を残すでしょう。

そんなこと考えてない?売れなかったら殺すだけ? このペットショップがそうだとは断定しませんが、そういうペットショップが多いことは事実です。

というわけで皆さん、私たちもこのペットショップに強く抗議していきましょう。抗議、ご意見の際は、この子猫たちが殺されないよう、子猫たちの安否を気遣う言葉を添えていただけますと幸いです。

さらに私は、動物取扱業の許認可権限者である滋賀県知事に対しても、上記および関連するツイートのコピペを添えて、

「かかる不適正な動物の取扱を行っている業者は、他にも動物の愛護及び管理に関する法律(昭和四十八年十月一日法律第百五号)第二十一条に定められた『動物取扱業者は、動物の健康及び安全を保持する』との基準遵守義務に違反する疑いがある。したがって、県は該業者に対し同法第二十四条による報告を求め、同条に基づき立ち入り検査を行い、同法第二十三条(勧告及び命令)に基づく厳しい措置を講ずべきである。」

との要請を送付しました。より強い抗議とするため、ご面倒でもぜひ皆様、滋賀県宛の要請も行ってみてください。
送付先→滋賀県動物保護管理センター
メールアドレス: el31@pref.shiga.lg.jp

宛先は、
—–
滋賀県知事 嘉田由紀子 殿
滋賀県動物保護管理センター 御中
—–
と併記してみました。
(滋賀県では動物保護管理センターが動物取扱業の担当部署となっています)

余裕がありましたら、滋賀県のHPにはこの問題企業「アヤハ」の広告が掲載されていますので、それについての批判もお願いします。「この要請が無視されることがあれば、公共団体がスポンサーの不正を隠したとの批判が避けられないでしょう」くらいのことは書いて差し支えないと思います。

これが機会となって、儲け主義で命を犠牲にするペット業界に変化が起こることを願います。

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