「北上夜曲」後世へ/八戸で作曲70周年祝う(2012/02/20 14:06)
北上夜曲を合唱する安藤睦夫先生を偲ぶ会の会員=19日、八戸プラザアーバンホール
 昭和の名曲「北上夜曲」の作曲70周年を記念し、作曲者の故・安藤睦夫さんの門下生らでつくる八戸市の安藤睦夫先生を偲(しの)ぶ会(西川セツ会長)は19日、八戸プラザアーバンホールで「八戸生まれ『北上夜曲』作曲70周年を祝う会」を開いた。同市や安藤さんの出身地の洋野町などから関係者約270人が出席。安藤作品を歌い上げ、名曲を歌い継いでいくことを誓い合った。
 北上夜曲は1941年、旧制八戸中学(現八戸高校)に在学していた安藤さんが17歳の時に作曲。文通相手の学生だった故・菊地規さん(岩手県奥州市)が書いた詩に感動し一晩で譜面を書き上げた。日本が敗戦から立ち直り、高度経済成長期へと向かう中、郷愁を誘う曲は口伝えに広まり、首都圏の歌声喫茶で流行。61年にはレコード化され大ヒット、国民的愛唱歌となった。
 オープニングで、偲ぶ会の会員が「匂い優しい 白百合の」の歌詞で始まる北上夜曲を合唱。
 安藤さんの旧制八戸中学時代の同級生である八戸市の郷土史家正部家種康さんが講話を行い、「70年前に作られた曲が今も歌われ続けている。あらためて、安藤君は豊かな才能の持ち主であったと感じている」と感慨深げに語った。
 祝宴では、洋野町の合唱団やゲスト歌手が「南部ダイバー」「馬淵川ブルース」などの安藤作品を披露。最後に出席者全員で北上夜曲を合唱した。(中村裕太)
【写真説明】
北上夜曲を合唱する安藤睦夫先生を偲ぶ会の会員=19日、八戸プラザアーバンホール

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