2013.5.4 05:04

激虎祭14点!西岡&大和、W猛打賞でけん引や(3/3ページ)

ベンチで笑顔の和田監督。久しぶりに見ました?

ベンチで笑顔の和田監督。久しぶりに見ました?【拡大】

 和田監督は数多くいたヒーローの中で「1点とられた後、すぐに西岡が二塁打を打って、流れを引き寄せられた。あれは大きい」と真っ先に切り込み隊長を絶賛した。

 今シーズンからチームに加わったリードオフマンには強い願望がある。「もっとすごい1、2番を作っていきたい」-。自身が出塁すれば、2番は1球1球めまぐるしくサインが変わる。「野球は2番打者が一番難しい。2番が活躍すればチームは強くなる」が持論だ。だから、2人で何度も話し合い「よかった」、「ダメだった」と遠慮なく、指摘してきた。大和も「よく見てくれている」と感謝しきり。この日もベンチで「お前にチャンスをやったんや!!」と声をかけた先輩。開幕からの不動のタッグが和田虎の核を担う。

 これで、金曜日は無傷の6連勝。しかし、手放しでは喜べない。再び貯金3としたが、ここ10試合は、勝ち負けが交互に続き、貯金4に挑戦して5連敗中。それだけに、4日の第2ラウンドが重要だ。虎屈指の男前は気を引き締めた。

 「きょうは終わったんで、あしたが大事」

 頼もしい後輩とともに、タテジマ軍団を引っ張る。巧みなバットさばきで「黄金週間」に導く。 (小松 真也)

試合結果へ

(紙面から)