2013.5.4 05:04

激虎祭14点!西岡&大和、W猛打賞でけん引や(2/3ページ)

2番・大和も3安打2四球。西岡に続いた

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 西日がまぶしい聖地で六甲おろしの大合唱が終わらない。今季初の先発全員で最多の19安打&14得点の大爆勝。その中心にいたのは最強1、2番コンビの西岡&大和だ。

 「先制点をとられたので、1番打者で長打で出て、点が入りやすい状況を作れたのがよかった」

 背番号7が猛爆への扉を開けた。1点を先制された一回裏。ヤクルトの先発は、今季2戦(15イニング2/3)で1点しか奪っていない石川だ。2球目。内角に切れ込むスライダーを引っ張ると、痛烈なライナーは左翼線で跳ねてフェンスに到達。二塁ベースで思わず、手をたたいた。その後、二死三塁となり、暴投で同点のホームを踏んだ。

 怒とうの集中打をお見舞いした1点リードの二回には無死一、二塁で中前に運び、好機を拡大。そして、2番・大和が勝負強さをみせつけた。

 「ヤクルト戦は開幕からいいイメージで打てている。積極的に振れた」

 内角カットボールを左前へ弾き返して、3点目。2012年8月23日の中日戦(倉敷)以来の6連打、一挙6得点のビックイニングを作り、エース左腕を1回1/3であっという間にKOだ。

 西岡は五回にも右前打を放ち、5度目の猛打賞で2得点。2割台に落ちた打率をわずか1試合で再び・311に上昇させた。大和も3安打2四球で3得点、ヤクルトとの対戦打率は驚異の・536まで上げた。

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