失言問題で謝罪した猪瀬直樹都知事(66)に、昨年の都知事選で争った松沢成文前神奈川県知事(55)が緊急提言だ。
4月27日付の米ニューヨーク・タイムズ紙で「イスラム諸国はケンカばかり」などと発言し、謝罪に追い込まれた猪瀬氏。国際オリンピック委員会は失言を処分せず、名指しされたトルコ側も謝罪を受け入れた。しかし、招致失敗となれば「イスタンブール批判発言が最大の原因」と言われるのは間違いない。
ただ、昨年の都知事選に敗れた松沢氏は「猪瀬氏は知事にふさわしくない」とは言わない。「今からでもやれることはある」と指摘する。
「五輪を開催するにあたってやるべきことがある。それは受動喫煙防止条例を制定すること。これはIOCとWHO(世界保健機関)が協定を結んでいて、今まで五輪を開催した都市は、すべて受動喫煙防止を法律か条例で制定している」。松沢氏は県知事時代、日本初の「公共的施設における受動喫煙防止条例」を制定した。同じことを都もするべきというのだ。
世界一のタバコ大国は中国で、北京五輪開催にあたり受動喫煙防止条例を制定。「ロシアもソチ五輪開催で6月から禁煙法をスタートさせる。16年に五輪を開催するリオデジャネイロでも制定される予定。実はライバルであるイスタンブールもマドリードでも制定されている。でも、東京はやろうとしない」
その一因は「猪瀬氏がヘビースモーカーだから」とも言われている。
「猪瀬さんはタバコ大好きだから絶対にやろうとしない。別に僕は猪瀬さんに『禁煙しろ』と言ってるわけじゃないのだが」。猪瀬氏はイスラム諸国より「東京の方が文化が高い」と取れる発言をしたが「ことタバコに関しては東京の方が遅れている。この改革をしない限り『招致に万全を尽くしてる』とは言えないでしょう」と語る。
開催都市が決まる9月までに条例の制定は不可能だが、「今は『条例を作る』という方向性を示すだけでいい。2020年までに条例を制定すればいいのだから」と松沢氏。ヘビースモーカーの猪瀬氏が決断できるか。
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