こんばんは、みぃやですヾ(@^▽^@)ノ
2日の活動報告ブログです!!!
2日は特別編成の『田植えチーム』が発足しました!!!
田植えチームが向かったのは仙台にある鈴木有機農園!!!
ここのオーナーの 鈴木 英俊 さんは、もうほんまにほんまにステキな方なんです^^
鈴木さんと初めてお会いしたのは、5月3日でした。
その日は午後から湊小学校でSEEDS OF HOPEのイベントがあったのですが、
午前中、鈴木さんに会いに行ったのです。
鈴木さんと初めてお会いしたとき、鈴木さんは噴霧器を背負いEM菌を田んぼに撒いていました。
EM菌は、め組JAPANでもおなじみですが、そもそもEM菌とは何なのか。
EM菌とは有用微生物群の略称で、乳酸菌、酵母、光合成細菌を主体とする有用な微生物の共生体で、農業、畜産、水産、環境浄化、土木建築など様々な分野に利用されています。
鈴木さんの住んでる地域も津波の被害があり、田んぼにはヘドロが流れ込み、塩害などの影響で稲は育たないと言われていたそうです。
一般の農家さんは、ヘドロを全部田んぼから出さないともう農業はできない。
でも、それをしようとしたら莫大な費用がかかる。
鈴木さんは、EM菌を活用することを選びました。
ヘドロは、そのままだと匂いもひどいし植物も育ちません。
でも、微生物にとっては大好物。
やから、このヘドロを味方につけて微生物の力を借りながらやろうとしているんです。
周りの農家さんは今年はもう諦めてる中、鈴木さんは諦めなかった。
行政の方やJAの方に反対されて大変なこともあったそうです。
それでも、やっぱり鈴木さんは諦めなかった。
そんな素敵な鈴木さんを応援しないわけがない!!!
とゆーわけで、鈴木有機農園を全面的に応援しようということになったのです。
まず、5月4日に大阪からのバスツアーを中心とした約40名が、田んぼの砂利出しや、側溝の瓦礫の撤去などをしてくださいました。
また、道路の脇にひまわりの種を植えてくれたのです^^
そして2日、いよいよ田植えとなりました。
前回の砂利出しのときも参加し、今回また田植えをするためにわざわざ関西から駆けつけてくれたチーム・たかねえを筆頭に、仙台へと向かいます!!!
あたしたちを迎えてくれたのは、、、
どどーーーん!!! 牛さーーーーんヾ(@^▽^@)ノ
瞳がキュートですね(*^▽^*)
そんなこんなで準備をしていると、青い大きな車がやってきました!!!
その車のボディには 『人類を救うEM』という文字が書かれています!!!!
車から降りてきたのはこの方。
普段はパーマ屋さんで働いてはる、平野勝洋さん。
平野さんは、個人でEM菌を作ってはって、4年前から1人で宮城県栗原市の観光地の伊豆沼という池を綺麗にしてはるそうです。
元々伊豆沼は、ヘドロのせいで日本一汚い池と言われていたそうです。
でも、EM菌を撒くようになって、まず2ヶ月でヘドロが砂地になったそうです。
そして今は、冬は白鳥や雁や鴨などの渡り鳥が集まり、夏は水面の4分の3を蓮の花が覆うようなとっても綺麗な場所に生まれ変わったそうです。
平野さんは「俺はあと30年生きて100歳になったらもう死んでもいい。
でも、未来の子どもたちのためにEMを広めなきゃいけないんだ。」とおっしゃっていました。
あたし自身、め組クルーとして活動するまでEM菌の存在を知りませんでした。
でも実際に、塩害で花が枯れてしまった所にEM菌を撒いて種を植えたら芽が出たりなど、
そのすごさは実感しています。
鈴木さんのところのお米は、化学肥料や殺虫剤など一切使わないかなり体にいいお米なんですが、
ただ無農薬なだけじゃなく、EM菌を使ってるからより体にいいと平野さんはおっしゃっていました。
知れば知るほど魅力たっぷりな鈴木有機農園。
午前中のミッションは田んぼの中のゴミ出し。
まずはここのゴミをひたすら出していきます!!!!
写真ではなかなか伝わらないかもしれないですが、水を含んだゴミはとっても重いのです。
みんな口々に「田植えがこんなにしんどい作業やとは思ってなかった~」と漏らします。笑
でも、嫌な顔するクルーはいません。
大変な作業なんですが、みんなとっても笑顔です^^
声を掛け合いながら、どんどん出していきます。
そして、、、
こんなにもたくさんのゴミが集まりました~ヾ(@^▽^@)ノ
幾度となく転びそうになり、その度に笑い声が響きます。
大変な作業も「つらい~しんどい~」と思ってやるのか、「みんなでやると楽しい~^^」と思ってやるのかでは全然違いますね。
仲間って本当にステキやなあと思いました★☆
さあさあ、午前中最後のミッションです!!!
集めたゴミをトラックに乗せていきます。
みんな、おつかれさまでした~^^
午前の作業を終えて、鈴木さん宅前に戻ると、なんと!!!
お母さん方が昼食を用意して待ってくれていました~!!!
ステキすぎる~~~(*^▽^*)
昼食後、素敵なお客様がいらっしゃいました(*´艸`*)
肥料を届けに来てくださったご家族の赤ちゃん・ななちゃん^^
か、可愛すぎるーーー!!!!
ななちゃんはまだ10ヶ月の女の子です。
ななちゃんみたいな赤ちゃんを見ると、あたしたちも頑張らな!!と一層思います。
ななちゃんや、ななちゃんの子どもたちが安心して暮らせる世界をあたしたちが作っていかなきゃいけないんやなあと改めて感じました。
かっこいい大人になるっっ!!!
昼食が終わりましたら、午後の作業の開始です!!!
午後はいよいよ、、、田植え~~~ヾ(@^▽^@)ノ
水はひんやり冷たく、泥はとっても柔らかくて、すんごく気持ちよかったです。
足がはまって抜けなくなってバランスを崩したりするのすら、すごく楽しかったです★☆
あたしたちが田植えをしている頃、鈴木さんは肥料を撒いたりなどの準備を進めてくれていました。
そうそう!!宮崎のチーム・イケメンからの繋がりで、都城の黒崎さんが火山灰20㎏を提供して下さいました!!!
火山灰に含まれるSIO2が有害な硝酸態窒素を吸着し除去する作用が期待されており、また、塩分が薄まる可能性も期待されているそうです。
そして火山灰には有益なミネラルも多く含まれる為、肥沃な土壌となる可能性もあるそうです。
なので、そちらも活用させていただきました。
黒崎さん、本当にありがとうございます^^
田植えが終わったみんなはひまわり救出部隊へと変身します!!!
何をするかというと、5月4日に植えたひまわりの周りの雑草の草むしりをするのです。
とっても地道な作業ですが、みんなで抜いていきます。
今まで、雑草に埋もれて全く気付かれなかった芽たちですが、人目に付かないところでしっかりと成長していました。
雑草を除去したことにより、今までよりは目につくようになったと思います。
そして、夏頃には大輪の花を咲かせ道行く人々を笑顔にしてくれると思います。
きっと、あたしたちの活動もそんな感じやと思います。
最初のうちは、復興までの道が遠すぎて、自分たちがちっぽけに思えることも多々あります。
でも、確実に、少しずつやったとしても前進してると思います。
雑草に埋もれていたとしても、人目に付かなかったとしても、しっかりと成長していたひまわりのように。
大阪から2日間参加してくれたクルーのなほちんが、シェアリングのとき言っていました。
「田植えをしているときに、ふと隣の田んぼをみると、以前植えたであろう稲が少し枯れていました。
それでも、諦めずに田植えをする鈴木さんの前向きな姿勢にとても感動しました。」
津波の被害を受けた田んぼは、数多くの問題を抱えています。
でも、だから諦めるのかどうかは別の問題です。
まだ2度しかお会いしていませんが、鈴木さんは『諦めない人』であるということははっきりとわかりました。
鈴木さんの田んぼも、困難や問題は数多くありますが、秋には黄金色に輝く田んぼが一面に広がることを信じています。
そして、周りの農家さんや、日本中・世界中に希望を届ける田んぼになると信じています。
あたしたちも、鈴木さんの前向きな姿勢を見習いこれからも頑張っていこうと思います。
鈴木さんをはじめ、今回の田植えに関わってくれた皆さん、本当にありがとうございました^^
みんなめっちゃいい顔してる~~(*^▽^*)
いつも応援して下さる皆さん、本当にありがとうございます。
当日、テレビ朝日の方々が取材に来ていました。
そして、鈴木有機農園のことやあたしたちが作業している様子が3日の夕方、ニュース番組で放送されました。
テレビ朝日の皆さん、ありがとうございます^^
鈴木有機農園のホームページはこちら
http://suzuki-yuukinouen.blog.ocn.ne.jp/blog/