※この記事は、2011年12月7日に、旧ブログにて公開したものです。
これは、僕の個人的な見解、スタンスですが、
『あの人の生き方は間違っている』
『ああいう考えは間違いだ』
というように、他人を否定したり、
他人を変えようと、何かをするのは、
『悟り』というものの本質ではない、
と思っています。
僕自身は、このブログを通して自分の
考え・意見を正直に発信したいだけ、
なので、こういう発言をすることは、
別に矛盾しているわけでもありません。
僕は世界を変えたいわけではなく、
自分自身を変えたいだけです。
これを読んだ方が、考えを変えるのか
どうかはその人の自由だと思っています。
と、いうか、このブログに限らず、
僕の認識を通して接する人たちは、
すべて僕自身の意識の投影なので、
僕の発言はすべて、僕自身に向けたもの
なのです。
これを目にするあなたにとっても、
あなたの意識からのメッセージが、
僕のブログを通してあなた自身に
届いている、ということです。
そういう前提でお話を続けます。
世の中には、いろんな人の
いろんな形の『悟り』があります。
歴史上に生きた人たちの人生は、
誰一人として同じものはないのです。
どういう生き方をするのか、したいのか、
は、その人の『役割(存在理由)』次第です。
求道者であってもOK、
実業家でも、政治家でも構わないのです。
『悟り』を特別視してしまうのは、
自我の創りだす一つのワナです。
世界中の人たち、それどころか、
人類の歴史の中で、これまでに
登場したすべての人たちは、
ある意味ではみな、悟っているのです。
『役割(存在理由)』とは、
ただ『在る』だけで全うされるのです。
それがこの世界の必然です。
太陽も地球も、月も、ブラックホールですらも、
この宇宙の中で、固有の役割を果たしています。
地球は、ただ地球で『在る』から、
地球という役割を果たしているから、
豊かな生命を育んでいます。
地球が太陽になろうとしても、
それはできないし、なる必要もありません。
月は、ただ月で『在る』だけで、
その重力で地球上に潮汐を引き起こし、
遠く離れた地球の生態系に貢献しています。
どういう生き方をすべきか?
は問題ではなく、
自分に正直に生きるか否か?
こそが大事なのです。
『快』の感情とは、
ソース(根源)、つまり『世界』との
つながりであり、一体・調和(愛)です。
『不快』とは、世界との分離、
ソースから切り離された分離不安です。
しかし、これは自我の生む幻想に過ぎません。
すべての存在は、どうやっても
ソースから切り離されることなど
ありえないのです。
ソースとのつながり、つまり『調和』
とは、役割を果たすこと、ともいえます。
自然に『在る』だけで、その役割は果たされます。
人間の自我意識という、この世界の中で
唯一、異質といえる存在だけが、
『快』や『不快』というシグナルを受け取ります。
『快』であろうと、『不快』であろうと、
存在しているだけで、あなたの役割は
果たされています。
あなたがどのように感じ、どのように
アウトプットしようと、世界との調和から
外れてしまうことなどありえないのです。
あなたはただ、『快』に従うのか、
『不快』に従うのか、を自由に選択
できるというだけなのです。
そのシグナルを受け、あなたが
ポジティブな感情を生み出すのか、
ネガティブな感情を生み出すのか、
どちらも、あなた自身のアウトプット
(反応)の結果に過ぎません。
たとえば、
イヤなことを受けたときに、
反射的に『ありがとう』と言う
クセをつけてみたとします。
それだけのことで、あなたの
生きる世界・現実に計り知れない
変化を生み出すことになります。
ホ・オポノポノなどのクリアリングメソッド
の本質はそこにあります。
ちょっとした口ぐせ、習慣で、
フォーカスを即座に転換させれば、
あなたの生きる世界は大きく変わるのです。
小難しいことばかり語る僕が
言うのもおかしいですが、
ややこしくなって混乱してきたら、
シンプルに考えましょう。
あなたは、どう生きても、
世界との調和から一瞬たりとも
外れてしまうことはありません。
なので、いつでも自分に正直に生きること、
自分が感じたい感情だけを受けとること、
ただ、それだけに集中してみましょう。
きっと、現実が大きく変わっていくはずです。
※引き寄せの法則を理解し、自分らしく
自由に生きるための方法を学びたい方は、
こちらのブログ記事をお読みください^ー^