ブリーチの世界に花を添える井上織姫ちゃん、「天然」という言葉がピッタリの特盛り（by コン）美少女です。

いつも明るい井上織姫、でも生い立ちはとても可哀相。母は育児放棄、父からは虐待を受け、15歳俊の離れた兄の昊（そら）が、3歳の織姫を連れて二人暮らしを始めます。

勤めに出るようになり、織姫にプレゼントの花の形のヘアピンを買ってきた昊、なぜだかそれが気に入らなかった織姫は喧嘩をしてしまい、翌朝、初めて「いってらっしゃい」の言葉をかけずに兄を送り出します。その後すぐの交通事故で帰らぬ人となってしまった昊。

後悔と自責の気持ちで毎日兄のために祈っていた織姫でしたが、だんだんと親友のたつきや一護の話ばかりをするようになります。織姫が自分を忘れていくと思い、虚（ホロウ）化する昊。昊の魂はなくした中心を埋めるため、生前一番愛した妹、織姫の魂を求めるようになってしまうのです。虚となった兄の牙を受け止める織姫の姿に人間の心を取り戻した昊は、自ら空へと帰って行きました。

このときは、ただただ兄を思う優しい心で虚化した兄を成仏させた井上織姫ちゃん、親友のたつきが虚のナムシャンデリアに襲われ、操られてしまったピンチには、兄のプレゼントのヘアピンから、六人の精霊、盾舜六花を呼び出します。これは、織姫の力が覚醒したもので、使えるワザは３つ。物質の結合を拒絶して切断する「孤天斬盾」、対象を破壊前の状態に戻す「双天帰盾」、敵との間に盾を張って攻撃を拒絶する「三点結盾」です。

他人を傷つけることがきらいな織姫なので、ソウル・ソサエティでは戦いで活躍する場面はほとんどなかったけれど、剣八の肩に乗ったり、やちると仲良くなったり、ほのぼのとした人柄で和ませてくれましたね。

これからも大怪我しないように（ブリーチの世界では難しい？）活躍して欲しいです。