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2013年5月2日(木) 19:05 |
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中学校の跡地で魚の養殖場事業
少子化に伴い、廃校になる学校が全国で増える中、高松市の建設会社は、東かがわ市の中学校の跡地でユニークな試みを始めました。 学校跡地の体育館や、プールを使ってチョウザメを養殖し、高級食材のキャビアを販売しようというのです。 高級な食材として知られる、チョウザメの卵キャビアです。
チョウザメの養殖事業は、チョウザメを飼育しこのキャビアを採取しようというものです。 養殖は、2011年、廃校になった東かがわ市の引田中学校跡地で行われます。 事業は、高松市の建設会社大協建工が。新規事業の開拓を目的に始めたもので、2日、開所式が行われました。 体育館に設置された大型の水槽には、あわせて30匹のチョウザメが飼育されています。 事業を企画した、大協建工の社長板坂直樹さんは、引田中学校の卒業生で、事業を通じて引田の町を元気にしたいといいます。 今後は、体育館の外にあるプールも活用し、2万匹のチョウザメを飼育する計画です。 また、グラウンドや、校舎の屋上に約2800枚の太陽光パネルを設置し、年間約3000万円分の電力を電力会社に販売するということです。 キャビアの初出荷は、11月頃になる見込みです。 新たな地域の活性化につながるか、注目されます。
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