2013.05.02 Thu posted at 10:39 JST
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(CNN) 米検察当局によれば、ボストンでの連続爆破テロ事件で起訴されたジョハル・ツァルナエフ容疑者の友人3人が、同容疑者の逃亡を手助けしようとした容疑で起訴された。
このうちアザマト・タザヤコフ容疑者とディアス・カディルバエフ容疑者はカザフスタン人。もう1人は米国籍のロベル・フィリポス容疑者で、3人は2011年にツァルナエフ容疑者と同じ大学に入学した友人だという。
米連邦捜査局(FBI)の宣誓供述書によれば、事件の1カ月ほど前にツァルナエフ容疑者はカディルバエフ容疑者らに「爆弾の作り方を知っている」と語ったという。
4月18日にFBIが爆破テロ容疑者の写真を公開した際、カディルバエフ容疑者はツァルナエフ容疑者に「テレビに出ているテロ容疑者に(お前が)似ている」とメールを送った。これに対しツァルナエフ容疑者は「部屋から欲しいものがあれば何でも持っていってくれ」と返事したという。
3人はツァルナエフ容疑者の部屋で火薬が抜き取られた花火の入ったバックパックを発見。カディルバエフ容疑者はその時、ツァルナエフ容疑者がテロに関与していると確信したという。3人はバックパックとノートパソコンを部屋から持ち出し、ツァルナエフ容疑者がトラブルに巻き込まれるのを恐れ、リュックと花火を捨てることにしたという。このバックパックは先週、ゴミ埋め立て地で発見されている。
有罪判決となった場合、フィリポス容疑者には最長で8年の禁固刑と25万ドルの罰金が、カディルバエフ容疑者とタザヤコフ容疑者には、禁固5年と25万ドルの罰金が課せられる可能性がある。
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