GSユアサに立ち入り B787トラブルで日米
中国新聞 2013.1.21
全日空ボーイング787の重大トラブルで国土交通省は21日、発煙元のバッテリーを製造したGSユアサ(京都市)を、航空法に基づき立ち入り検査した。米ボストン国際空港の日航787出火の関連調査で来日中の米連邦航空局(FAA)の担当者も、米国の法律に基づき検査に加わった。
運輸安全委員会などによると、全日空機で煙の出たメーンバッテリーは、米国で出火した日航機の補助動力装置(APU)用バッテリーと同型で、いずれもGSユアサ製。
トラブルの原因はバッテリーとその周辺に焦点が絞られ、機体の重要部品を供給する日本のメーカーを日米当局が連携して調べる事態になった。検査で不具合の箇所や原因の手がかりを得て、早期に運航再開の可否を判断する狙いとみられる。国交省とFAAは、22日も立ち入り検査する。
21日は同省航空局の担当者1人とFAAの2人が、バッテリーの設計や製造過程についてGSユアサの担当者から事情を聴き、工場の製造ラインを視察。22日は、バッテリーがボーイングの要求通りの設計になっているかや、品質管理の状況を詳しく調べる方針だ。
GSユアサ広報室は「検査には全面的に協力している。バッテリーをつくった技術者も立ち会った」と語った。
大好調の意見
GSユアサのリチュウム電池が不良品であったとしたらその不良品でB878が運行した当初に異常が発生していたはずである。だが電池事故が発生した当該飛行機は初飛行ではなかったのであるから、点検整備のマニュアルに誤りがあったか、マニュアルは正しいが整備時にミスを犯したか、電池の保護回路システムに不具合・異常があったのではなかろうか。
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