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「太陽の塔」内部を来年度公開へ 万博記念機構
2013.4.30 21:52
万博記念公園(大阪府吹田市)を運営する日本万国博覧会記念機構が来年度にも、昭和45年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」(高さ約70メートル)内部を常時公開する準備を進めていることが30日、分かった。塔内部の常時公開は万博後初めて。
太陽の塔は、芸術家、岡本太郎さんの代表作のひとつ。大阪万博ではパビリオンとして内部に入り、エスカレーターで上層部に登って見学することができた。
万博終了後は非公開とされたが、平成15年以降は数回にわたり特別公開されてきた。その後も公開を求める問い合わせが後を絶たないことから、同機構は常時公開の方針を決定。耐震補強工事などを行い27年3月の公開を目指している。
塔内部は空洞状で、生命の力強さを象徴した岡本さんの作品「生命の樹」(同約41メートル)がそびえ立ち、幹から伸びる赤や青、黄、緑の枝には、単細胞生物から人類誕生までの生物の模型が展示されている。
同機構は26年3月に廃止されるが、移管先の大阪府とも常時公開する方向で協議しているという。
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