2020年五輪招致をめぐり、東京都の猪瀬直樹知事が「イスラム諸国はけんかばかりしている」と発言し、謝罪した問題で、猪瀬知事は2日の定例会見で「教訓にし、これからの五輪招致活動に生かす」と強調した。
猪瀬知事は「誤解されるところがあったとすればおわびする。イスラム圏の方々とも近々話をしていく」と述べた。会見は1時間に及び、「あんまり終わった話に触れても仕方がない」と発言する場面もあった。
一方、謝罪後にツイッターで「誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした」と記したことについては、「一生懸命励ましてくれる人とそうでない人がいるんだなと、それだけのこと」と釈明した。
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朝日新聞社会部