韓日議連会長代行 訪日し歴史認識抗議へ
聯合ニュース 5月2日(木)20時2分配信
【ソウル聯合ニュース】韓日議員連盟会長代行の金泰煥(キム・テファン)国会議員(与党セヌリ党)は2日、日本の政治家の誤った歴史認識に抗議する書簡を手渡すため日本を訪問する方針を明らかにした。
金議員は7日に日本を訪問し、日韓議員連盟会長の額賀福志郎元財務相に韓国国民の憂慮の念を盛り込んだ抗議書簡を手渡す。
聯合ニュースの取材に対し、金議員は日本閣僚の靖国神社参拝や侵略戦争を否定するような安倍晋三首相の発言について、「最近の日本の発言などは想像を絶するもので、歴史認識で大きな問題を醸している」と指摘した。
また経済や外交安保で韓日関係が悪化していることに懸念を示した上で、「書簡を手渡すとともに関係改善の突破口について話し合いたい」と語った。
金議員の言動は、閣僚よりも相対的に柔軟な議員外交によって悪化の一途をたどる両国関係を転換させたいとの意向を示したものと受け止められる。
一方、李万燮(イ・マンソブ)元国会議長は聯合ニュースの報道専門放送「ニュースY」に出演し、日本の歴史認識をめぐる「妄言」について言及。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が訪米して7日にオバマ大統領と行う韓米首脳会談で、日本の軍国主義復活の動きを止めるよう要請する必要があると述べた。
最終更新:5月2日(木)20時35分