リュウグウノツカイ:定置網にかかる 体長4メートル 佐賀
2013年03月09日
佐賀県唐津市の七ツ釜沖合に仕掛けられた定置網に8日、深海魚「リュウグウノツカイ」がかかり、同市久里の直売所「唐津うまかもん市場」に展示されている。体長4メートルもあり、銀白色の体に紅色の腹びれが美しい。来客も興味津々で「大漁の前兆だったらうれしい」などと話していた。
直売所によると、唐津で取れるのは珍しい。販売はせず3日間展示し、公共施設が標本などにするのなら譲るという。
リュウグウノツカイは水深200〜1000メートルに生息。人魚のモデルといわれるほか「生きたのを見ると良いことが起きる」「天変地異の前触れ」などさまざまな言い伝えがある。【原田哲郎】