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2013年5月1日(水) 東奥日報 ニュース



■ チーム青森活動休止、2選手離脱

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石崎選手(左)が離脱し今秋まで活動を休止するチーム青森。(右から)近江谷、青田、齋藤の各選手=2013年2月12日、札幌市の「どうぎんカーリングスタジアム」
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 カーリング女子のチーム青森が、今秋まで活動を休止し、10月をめどに再出発を目指すことが1日、分かった。メンバーのうちリードの石崎琴美(34)と腰痛で休養中の山浦麻葉(29)の両選手がチームを離れる見込みで、チーム青森の佐藤健一代表は本紙取材に「新たな選手を加えて新しいチーム青森を考えたい」と話し、チームを再編成する考えを示した。

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 トリノ、バンクーバーに続き、来年2月のソチ冬季五輪を目指していたチーム青森は、今年2月の日本選手権で1次リーグ5位に終わり、3大会連続五輪出場の可能性が消滅。チームの方向性が注目されていた。

 佐藤代表によると、チーム全体での話し合いや個別の選手とも面談を重ねた結果、石崎選手のようにチームを去る選手のほか、活動継続を希望する選手や、まだ方針を決めかねている選手がいて、「次の目標に進みますと言える状況にない」(佐藤代表)とし、秋までの休養を選手が熟考する時間とした。

 佐藤代表は選手一人一人の考えについて言及は避けたが、石崎選手は地元の北海道に戻り、山浦選手は昨年痛めた腰の故障が完治しないため、出身地の長野県で治療に専念する意向だという。

 メンバーのうち、セカンド齋藤菜月(28)、サード近江谷杏菜(23)、スキップ青田しのぶ(35)の3選手は本県に残るが、全員が第一線で競技を続けるかは未定。

 しかし現時点でも石崎選手の離脱でチームに欠員が生じる。佐藤代表は、今年2月の全国高校カーリング選手権で県勢が男女とも優勝したことを挙げ、「本県でも中高生の若い世代が育ってきている。地元選手や今後の成長が期待できる選手、県外の経験者を含め、新しいチームを考えたい」とメンバーの再編成を示唆。

 その上で「(リザーブを含めた)特定の5人がチーム青森ではなく、現メンバーを核に大会ごとに本県の優秀な選手を選抜してチーム青森をつくりたい」と話し、チームの編成方法についても新しい手法を導入する考えを示した。

 再度、五輪を目指すかどうかについては「半年休んでまたトップチームと戦えるようになるには数年かかる。来年の日本選手権でどこまで戦えるかだ」と話した。

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