アオイ
主人公。高校2年。
偶然、宇宙から飛来した不思議な「シード」を体に宿し、超パワーを手に入れた少女。本来凶暴化の副作用を伴うシードであるが、船橋博士とサトミの研究による制御装置により、右腕・左足・髪の一部だけが武器や装甲と化して戦う能力を得る。
平和を守るとか全く興味ない振りをするその裏に、平和を乱すモンスターへの怒りや友人たちへの思いを隠す、一見どSのツンデレ少女。特に、父を亡くした幼馴染のサトミのことは密かに気にかけていて(というか彼女が居れば恋人なんかいらないほど可愛く思っている)、サトミを守るために普段の冷静なポーズを崩して熱くなることもしばしば。シードを宿したのも、本人は「事故のハズミ」みたいな迷惑そうな言い方もしてしまうが、実はサトミの身辺に迫る危険を排除する決意の元の選択だった。
普通の少女の姿から武装形態(アームドフォーム)に変化するが、制御装置のお陰で意識や心は変化することなく身体能力全般もアップ。多くの場合は富士の裾野の学園の敷地や学園町のはずれなどで戦うが、いきなり宇宙空間や異次元空間での戦いになってしまうこともある。たまに暴走モード的な副作用が発現してしまい、やりすぎてしまうこともある。
身長:160cm/バスト:C70/好きな食べ物:寿司
サトミ
高校2年生。アオイの幼馴染。中学1年の時、シードの研究者だった父が行方不明になって以来、その研究を引き継ぐ決意をする。それまでは動物と花と音楽を愛する、文学頭の夢見るお嬢さまだったが、しっかりしなければの決意の元の猛勉強、父から授かった遺伝子で高度な研究を把握するまでに至る。ただし根っ子にあるお嬢さま気質は全く抜けず、ぶっちゃけかなりのドジっ子でもある。
敵の出現に対し、自分がシードを宿してモンスターに挑もうとしたが、彼女は不適合。その事件でシードが選んだ適合者がアオイ。結果的に今も昔も大好きなアオイに守られる立場…そしてサトミに甘えられたり困った顔をされると、アオイも逆らえない。
ただし、アオイをサポートするための「風紀委員会」を作るなど、行動的な部分もある。学園の規律を守るの名のもとに学校から部室を確保し、シードサタン一味に対抗するための拠点とする。
常に研究者っぽさを意識し研究着を羽織っているが白衣とかけはなれたピンクの花柄を着ていることが多い。近眼なのに眼鏡は似合わないと思っており、必要な時しかかけようとしないが、アオイは密かに、メガネをかけたサトミの方が可愛いと思っている。
身長:155cm/バスト:E65/好きな食べ物:甘いもの
ベム子
女子が8割の学園の中で少数派の男子生徒の一人。妖怪の血を引くらしい。感情が高まると、1km四方くらいの空間をとんでもないとこに瞬間移動させる能力が発動してしまう厄介な子。早く人間になりたい。そんな自分の秘密を知ってなお受け入れてくれたアオイとサトミに感謝し、風紀委員会に入る。
デカイ癖に気の弱い、女装男子(男の子)。ただしその女装はあまりうまくいってなく、その高身長とゴツイ顔や肩幅が邪魔をしている。
マモ
一応風紀委員の一員に数えられる宇宙人。オスらしい。シードと一緒に飛来した。風紀委員室の一角にあるマスコットのぬいぐるみにみえるが、実は三頭身宇宙人。100歳。臆病だが平和を愛し様々な特殊能力を持つ。シードと一緒に飛来し、宇宙の科学の持ち主だが元は宇宙船のコックで専門的知識には乏しいが、シードに関する断片的な知識や、地球に墜落する時に持っていた護身用の麻痺銃などでチームを助けることも。
シードジェンヌ
アオイと同じくシードの力を制御する戦闘力を宿した、いつも仮面の少女。左手がアーチェリー、右手が刀、さらに頭髪の一部は金属鞭のように束ねられてアオイたちを襲う。アオイの最大のライバル。戦闘時には仮面とセーラー服で現れる。
シードモンスター
人工生命体。侵略作戦の指揮をとるためにその都度生み出される。シードをそのまま処方された動物のように見えるが、詳細は不明。
シードサタン
事件を陰で操る、謎の男。その正体は、船橋博士のかつての助手の一人なのか?