佐賀知事やらせ誘発 「発言軽率だったが依頼ではない」2011年7月30日23時44分
九州電力の「やらせメール」問題で、佐賀県の古川康知事は30日、記者会見を開き、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る国の説明番組放送前に、九電副社長らに「この機会に再開容認の声を出すべきだ」と促していたことを明らかにした。この問題を調査している九電の第三者委員会は同日、知事の発言が結果的にやらせメールを引き起こしたとの見解を発表した。
古川知事によると、番組放送5日前の6月21日朝、段上守副社長(当時)が退任あいさつのため知事公舎を訪問し、諸岡雅俊・原子力発電本部長(同)と大坪潔晴・佐賀支社長も同席した。その場で知事は「運転再開の議論を深めるには賛成、反対双方の幅広い意見を寄せてもらうことが必要。自分の所に来るのは反対意見ばかりだが、電力の安定供給の面から再開を容認する意見を出すことも必要だ」と話したという。
ただ、会見では「やらせメールを依頼したことは全くない」「九電として何かをやってほしいという意味ではなかった」などと述べ、具体的に番組への賛成メールを増やすようなことは求めていないとした。
九電の調査報告書によると、(知事と会談した)幹部3人は直後に番組について協議し、賛成の投稿を増やす必要があるとの認識を共有。大坪支社長から対応を指示された佐賀支社の3部長が賛成メールを投稿するよう支社の取引先26社に働きかけることを決めた。
30日夜に福岡市で記者会見した第三者委の郷原信郎委員長(名城大教授、弁護士)によると、大坪支社長が作成した古川知事との会談メモには、知事の発言として「インターネットを通じて、賛成意見も集まるようにしてほしい」と記録されていた。メモの内容は社内の複数の関係者にメールで配信されたという。
佐賀知事が、全ての原因のように書かれています。
本当でしょうか?
2005年12月25日におこなわれた、佐賀県主催で開かれた玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画についての公開討論会から。
これは、知事が口を出す必要はほとんどありません。(交付金がおりますので、メリットはかなりあります)
佐賀県−御用学者である「大橋弘忠(システム量子力学)」の安全神話講話
内容を吟味する前に
・御用学者発言の後に、拍手がみられます。
これは、カネで雇われたサクラです。(断言できます)そもそも、こんな専門的な話を聞いた後に拍手をすることなんて、あり得ません。本当に悪質です。(この動画もすぐに消されるかもしれません)皆さん、保存しておいてください。
私の昔話を(15年以上前の話なので、時効でしょう。今もこんなことしているかどうかなんて知りません)・・・
本店にいるときに、6月中旬ころでしょうか?招集がかかりました。「暇な人間は、2階の大会議室に集合するように」と。
何だろうと思って集まりますと、今まで見たことのない重役たちがぞろりとひな壇に。進行役は、庶務の課長か、部長です。東電社長はいたでしょうか?よく覚えていません。私が座ったのは、真ん中くらい。200〜300人くらいは、動員されていました。
重役たちの紹介から始まりました。何しろ副社長がただならぬ人数おり、それがまず印象に残りました。私の中の常識では、副社長はせいぜい数名足らずでしたので・・
議事が進行するごとに、前列の集団が
「異議なし、議事進行!!!」
と叫びます。原発の質疑応答があった後に、やおら英語でまくしたてる社員(東電総務課でしょうか?)か出てきました。
議長「ここは、日本の会社です。日本語で発言をお願いします。」
サクラ「日本語でしゃべれ!!!」
模擬外人・・英語風の言葉でなにやら叫び続けます。
そうこうするうちに警備の人が出てきて、この模擬外人は、会場の外に引っ張り出されます。
そして、何事もなかったかのように議事が進行して終了。
当時、外国人が日本の株式を購入して、株主総会を荒らしていました(小糸製作所が有名でしょう)。そのうちの一人が東電に来るかもという情報が入っており、その対策を含めて株主総会の予行演習を実施していたのです。
電力会社は、資本主義最大の力であるカネで自分たちを守っています。そのカネは、現代社会を送る上で欠かすことのできない電気から生み出され、地域独占で守られています。なかなか、この力を奪い去るには、難しい。カネに転ばない人は、なかなかいませんから。
話がそれました。
この動画の中で、御用学者は、(出典 Wiki)
「プルサーマルは現行の軽水炉と同じく安全」
「我々専門家は水蒸気爆発など夢にも考えていない」
「(原子炉)格納容器が破損するなど物理的に考えられない」
「プルトニウムを水と一緒に飲んでもすぐ体内から排出される(から大丈夫)」
などと、今から見れば、噴飯ものの発言をしています。(しかも、いまだにその反省の弁は聞かれません)
そして、小出氏が
・プルトニウムは、大変に危険
と発言しますと、
「どうして、プルトニウムを吸入することなどがあるのか、エアロゾルになることなどあり得ない。」
と小馬鹿にしたように嗤う様子がよく出ています。
学者の良心というものなどは、お持ちでないのでしょう。
この動画を見ても、やらせ説明会をしていたのは、明らかです。
佐賀県知事に全ての罪をなすりつけようとしていますが、国民の目を欺けると本気で思っているのでしょうか?
天網恢々疎にして漏らさず
■関連ブログ
政府も電力も自治体も漁協も全部−同じ穴のムジナ2011.7.27
原子力村は身内にも平気で嘘をつく2011.7.11
続きを読む(九電も、さすがにまずいと思ったようで・・)
タグ:O