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熟練の技を観賞、上映会 主役は仙台最後の映写技師

上映会場の35ミリフィルム映写機を確認する浅井さん

 1950年代の邦画全盛期を知る仙台市で最後の映写技師とされる浅井浩雄さん(83)にスポットを当てた上映会「嵐を呼ぶ男」が3日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで開かれる。映画のデジタル化が進む中、熟練技師が回す昔ながらの35ミリフィルムで映画を楽しむ。
 同市で毎年開かれる「ショートピース! 仙台短篇(ぺん)映画祭」の実行委員経験者が、映写を長年担当してくれた浅井さんに感謝しようと企画した。石原裕次郎主演「嵐を呼ぶ男」(1957年、井上梅次監督)を上映する。
 浅井さんは1930年、仙台市出身。21歳の時、当時は国家資格だった映写技師試験に合格し、以来60年以上にわたり、映画館や公共施設などで上映してきた。
 最近は、シネマコンプレックス(複合型映画館)を中心にほとんどが上映設備をデジタル化。映画素材もフィルムからデジタルデータが主流となり、映写技師の活躍の場は年々減少している。
 上映会を企画したメンバーの吉田文恵さん(34)は「最近はフィルムで映画を見る機会はほとんどなくなった。映写室で奮闘する浅井さんに思いをはせながら、フィルムならではの柔らかさや温かみを楽しんでほしい」と話している。
 開場は午後3時。整理券を午後1時半から配布する。入場無料。連絡先は吉田さん080(6009)1747。


2013年05月02日木曜日


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