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たかがトイレされどトイレ


お食事前中後の方はしばらくご歓談の上、のちほどお読みくだされ。


トイレを軽んじてはいけない。
一日に何度も行くところであるからして、快適に過ごしたいものである。

がーーーしかーーーーし、
ブラジルのトイレには、いまだに納得がゆかぬ!

まず、トイレットペーパーの設置場所である。

たいてい、便器の後ろ、
便座に座った状態で背中側の壁に付いている。

よって、
腕を、
リレーのバトンタッチでバトンを受け取るほうの走者ような格好で伸ばさねばならず、
さらにそこに到達した後、紙を引っ張り出して適当なところで切る、
という作業も待っているわけだ。
(やってみ?)

女性は、場合によっては男性も、毎日数回これを繰り返しているので、
もしもトイレットペーパーが鉄でできていたならば、
ブラジルの女性たちは皆、二の腕が引き締まっていたことでしょう。
が、
幸か不幸か、トイレットペーパーはとっても軽い物質でできているので、
年配女性たちの二の腕は、だらんと垂れ下がっている。
名誉のために申しておくが、もちろん例外のお方も多々おられる。

しかし、
なにゆえに、
楽にペーパーを取り出せる前方か横にペーパーを設置しないのであろうか。
シャワーだったり、ドアだったり、広すぎて壁に腕が届かない場合ならともかく。
もしも納得のいくような理由があるのなら、ぜひ知りたいものである。

以下の写真は、それぞれ友人宅で撮らせていただいたもの。
我が家は前方横に付け替えたので、対象外なのでね。
いずれも、絶好の場所に絶好の壁があるのにも関わらず、後ろの壁に付いている。



たかがトイレされどトイレ






トイレではさらに重大な衝撃が待っていた。

もうすっっっかり慣れたが、
こちらで暮らしはじめた当初、思いっきり面食らったこと。

ブラジル暮らしがスタートして10日ほどが過ぎた頃。
同居していた夫(ブラジル人)の家族に、突然こんなことを言われた。

「バニェイロのヴァゾにパペウ、ジョガしてる?」

?????????????????

今でこそ、こんな基本的な単語ぐらい、お茶の子さいさいさいの角は短いな。

だが、
その頃は、
文の組み立てが日本語であるにもかかわらず、
重要な単語がすべてポルトガル語であるために、
なにを言われているのか、さーーーーーっぱりわからなかった。

日系の家族なので、日本語は極めてシンプルなことなら通じないこともない。
が、
どうしても、単語がポルトガル語になってしまうのだ。
で、
仕方なく突っ込みを入れ、身振り手振り付きで会話した結果、
つまり、

「トイレの便器にトイレットペーパーを流してる?」

ってことだった。

えぇぇぇぇっ!?
トイレに流さないのなら、どこに流すのさ!


あとから落ち着いて、
そー言われてみれば・・・・・
ブラジルに着陸し、サンパウロの空港でトイレを使った時から、
トイレ個室それぞれに、やけにデカいゴミ箱が置いてあったな。
それこそ、ゴミ出しに使うようなサイズのやつ。
この家でも、そこまではいかないけど、
やっぱり大きめのゴミ箱が鎮座していらっしゃる。

でも、まさか、
使用済みトイレットペーパーを捨てるためのゴミ箱
とは思わんだろー。

どうやら、流してはいけない所に流してしまったため、下水管が詰まったらしい。
犯人は、日本からやって来たヨメ、しかあり得ない。

知らなかったのだから仕方ないとはいえ、
家族みんなのトイレが詰まって流れなくなったのは申し訳ない。
あの、棒の先にお椀型のゴムが付いている「トイレ詰まり用の道具」で、
(あれ、なんて言うんですか?)
バッチャンバッチャンカッポンカッポンする羽目になった。

その時の「トイレ詰まり」は、それで解決したのでよかったけれど、
その後のわたくしのトイレ人生は、緊張感あふれるものとなった。

だって、
人間、長年の習慣ってものは、なかなかね、そう簡単にはね、変えらぬものよ。
意識していたつもりでも、無意識に、つい、ポイッて、便器に紙を落としてしまう。
一旦、行ってしまったものは、戻せないし。。。。。

し、しまった・・・!あぁあ、行かないで!

それからというもの、トイレに行くたびに、
「流しちゃいけない、流しちゃいけない」
と、呪文を唱えることとなった。

今これを読んでブラジルトイレをご想像なさっているあなたはきっと、
そこはさぞかし臭い世界なんだろうなーとお思いになるであろう。
ところがどっこい、なぜなのか、そーでもない。
っていうか、ほとんど気にならない。
使用済みペーパーのゴミ箱よりも、
あんまり掃除をしていないトイレのほうがよっぽど臭い。

この際、においよりも問題なのは………
ちょっと考えてみ。
1個のゴミ箱に、
家族全員と場合によってはお客さんとかの使用済みトイレットペーパーが入るわけだ。
「お年頃」の女性には、ブルーな日だって、あったりする。

自分のをそこに捨てることに、かなり抵抗がありましたよー。
勇気が必要でしたよー。

押し入れるのはイヤだから、ポッって、捨てるというか投げるというか。
共同のゴミ箱に捨てる、という、ただそれだけのために、
たくさんのペーパーを使ってしまったりして………
だけど、そうすると、いくらでかいゴミ箱でも、
ふわふわと、すぐに紙でいっぱいになってしまうのである。

しばし、修行。。。。。

月日は流れ…………………

人間、一旦慣れてしまうと、本格的に身についてしまうものなのだね。
他人のそれには触れずに自分のをゴミ箱に押し入れる技術も上達したし、
もはや、捨てるための余計な紙なんぞ、使ったりしない。
うちのトイレ用ゴミ箱にたまったものを片付けるのもヤじゃなくなったし、
ショッピングセンターなど外の公共トイレでも、まったく抵抗なし。

逆に、
たまに日本に一時帰国すると、
使用済みトイレットペーパーを持った手が、ゴミ箱を探して宙をさまよう。
流すことに、思いっっっきり不安違和感を感じてしまう。


皆さまにおかれましても、
ブラジルにお越しの際は、到着した空港のトイレから、
「流しちゃいけない、流しちゃいけない」をお心がけくだされ。


Booooooooa sorte!
幸運を祈る!


Junho 2009


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TAMAGO

Author:TAMAGO
1999年より
ブラジルで暮らしている
日本人でございます。
Sou japonesa,
moro aquí no Brasil
desde 1999.

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