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全労連の中央メーデー
5月1日 12時3分

全労連の中央メーデー
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1日はメーデーです。
全国各地で労働組合が集会を行って、非正規労働者を含めたすべての労働者の賃金の引き上げや、長時間の過密労働の根絶などを訴えました。

このうち、東京・渋谷区の代々木公園で開かれた全労連の中央メーデーには主催者の発表で2万1000人が参加しました。
この中で、全労連の大黒作治議長は「安倍政権の経済政策、アベノミクスなどで円高が是正され株価は上がっているものの、食料品やガソリンの値上げで厳しい国民の生活は依然、改善されていない。賃金の引き上げなどで生活防衛とデフレ経済の打開に向けた取り組みを強める必要がある」と訴えました。
そのうえで、集会では、非正規労働者が労働者全体の35%を超えるなか、経済の回復のためには、すべての労働者の賃金を引き上げて安定した雇用を確保することや、長時間の過密労働の根絶などを求めるメーデー宣言を採択しました。
集会に参加した30代の看護師の女性は「夜勤や残業が多いが、それに見合う賃金はもらえていないので、賃金の引き上げや看護師の増員が必要だ。生活が大変な患者さんが多いので、国は社会保障を充実させて欲しい」と話していました。
タクシー運転手の42歳の男性は「株価が上がっても私たちには関係がない。とにかく暮らしをよくしてもらいたい」と話していました。

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