2013.5.2 05:03

虎が猫やん!エース級出てきた途端に打線沈黙(2/3ページ)

四回、空振り三振に倒れる阪神・福留=甲子園(撮影・森田達也)

四回、空振り三振に倒れる阪神・福留=甲子園(撮影・森田達也)【拡大】

 今季5度目の貯金「4」への挑戦は、またも無残に散った。広島先発・前田健の前にわずか4安打。後を継いだ2投手も打てず今季5度目の完封負け。弱きに強く、強きに弱い-。G追撃へ足踏みが続くチーム状態に、和田監督も嘆き節だ。

 「(前田健は)立ち上がりはあまり良くなかったが(三回の)4点で配球も変わって、腕も振り出した。こういう投手を打たないと、チームは乗っていけない。マエケンだけじゃなくエース級を打たんと」

 前日4月30日の広島戦(甲子園)で今季最多の11点を奪った打線が、一夜で眠った。唯一の長打は、二回二死から新井良が左前へと落とした二塁打だけ。4戦連続安打も実らなかった背番号32は「(スピード)ガンどおりキレがあった。だけど、それで済ましちゃいけない。もうちょっとできたと思う。何を言っても後の祭りですが…」と言葉を絞り出した。

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