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今パワーリフティング協会は、メジャー競技を目指しています。
国体ノーギヤ参加、スポーツマスターズ、ノーギヤ三種目変更決定などに、その努力が伺えます。
IPFもオリンピックはフルギヤでは不可能とし、ワールドクラシック大会を新設致しました
では何故フルギヤがダメなのか?
単純です。
ギヤはリフターの身体を蝕むからです。
もし以前のギヤ販売業者が錦の御旗にして唱えていた、
ギヤは保護具である。
が本当なら、今回の4種全日本が、ダブルルエントリ選手の試技を一日に限定する必要性はございません。
保護具をつけているので、身体に悪影響があるからリフターの安全を考慮して一回の試技で双方を兼ねる様に致しました。
これは、世間では、
絶対~~~~!!
通用致しません。
保護具つけていても、リフターは連日の試技は大変だから、一日の試技で両方を兼ねるのだ。
こう言う考えなら少し理解できますね。
然しながら、昨年9月の白馬でのジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会は、初日にマスターズをやり、2日目が一般男子、3日目は一般女子でした。
ダブルエントリーの選手の皆様方には、2回試技をしていただきましたし、それで問題は起きておりません。
ギヤが、業者達が言うように保護具ならば、保護具なしのジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会で2回の試技をして、保護具使用の4種全日本で出来ない道理がありません。
今回の試技の扱いは、ギヤがリフターの身体に過度の負担をかけると言う証明です。
ここで問題になるのは、
国体参入を目指すJPAが、そう言う危険な道具を野放ししていいのか?
この状態を続けていて、世間様の支持が得られるのか?
スポーツ行政の理解がいただけるのか?
これらの問題です。
来年の白馬村では、ダブルエントリーの方も、キチンと2回の試技をして頂きます。
そのための、リフターの身体への負担を軽減するスケジュールを考慮し、最初は、
一般男女~6月7日(土)8日(日)
ジュアマスターズ~6月14日(土)15日(日)
以上の様に1周間を開けて開催し、リフターの身体への影響を最小限に抑えるつもりでおりました。
総会前にJPAから連絡で、
連続の4日間にできないか?
とのお話をいただきましたので、そう言う予定に変更するつもりです。
所が、今回のスケジュールを見て、やはり一週間程度の休養がダブルエントリーの選手には必要だとの感を深く致しました。
無論審判員、本部の役員さん達は、2週間連続の役員参加が必要です。
JPAはそれを避けたいのでしょうが、大会は選手のものです。
更に言うなら、再来年男子女子は神奈川で、ジュニアマスターズは千葉での開催が発表されています。
当然別々のスケジュールになりますし、これが本来の姿です。
役員も審判員も2回努めますし、沖縄と北海道でも文句は言えません。
同じ白馬村だから、まとめてやるなら助かる。
こう言う事がもし本音なら(異なる理由がある可能性が否定出来ませんので)本末転倒です。
ご意見をお願いいたします。
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