同門ジムの山元浩嗣に強烈な左ストレートを浴びせる王者内山高志(左)=東京都品川区のワタナベジムで
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7度目の防衛戦を迎えるWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(33)=ワタナベ=が1日、東京都内のジムで2回のスパーリングを交えた練習を公開。絶好調を宣言した。
スパーリングでは絶妙のコンビネーションとスピードでパートナーを圧倒。派手なパフォーマンスは苦手だが「心肺系の強化トレをやってきた。前回より体は強くなった」と、KO防衛に自信をのぞかせた。
WBCの同級王者は三浦隆司(28)=帝拳。内山はV3戦でTKOで退けたものの、ダウンを奪われており陣営は今でも意識している。しかも、今回の試合で三浦はテレビ中継のゲスト席に座る。
内山は再戦での統一戦について「今度の試合が終わったら考える」と素っ気なかったが、渡辺均会長は「本人の気持ちが大事だが、当然あるでしょう」とやる気満々だ。 (山崎照朝)
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