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【プロ野球】

阿部 2戦連続の2ラン 巨人9連戦勝ち越し

2013年5月2日 紙面から

8回表2死三塁、阿部が右中間へ8号2ランを放つ=ナゴヤドームで(金田好弘撮影)

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◇巨人3−0中日

 中日が接戦を落とした。先発のカブレラが7イニング無失点と好投したが、2番手の田島が崩れた。0−0の8回、坂本の遊ゴロの間に1点先制を許し、続く阿部に8号2ランを打たれた。巨人は2番手の山口が今季初勝利。西村が11セーブ目。

     ◇

 これこそ主砲の真骨頂だ。巨人・阿部が一振りで勝利を呼び込んだ。1点を先制した直後の8回2死三塁。真ん中への直球をたたいた打球は8号2ランとなって右翼席へ。値千金の一発で9連戦の勝ち越しを決めた。

 「間を抜けたと思ったけど入るとは思わなかった」と阿部。目をパチクリさせたのも無理もないところだ。何しろ、弾丸ライナーで最前列に飛び込んだからだ。でも、本塁打には変わりない。「1点がほしかった。何とか打てればいいと思っていました」。主将らしく快打を振り返った。

 ナゴヤドームでの竜投手陣はお得意さまだ。昨季は打率3割6分6厘、2本塁打、10打点。わが庭のように打ちまくった。年が改まった後も好調はキープ。2夜連続で一発を放ち、今季初の3連戦で10打数5安打4打点の大暴れだ。

 原監督も「久々にすごい打球を見せてもらいました」とうなるばかり。それでも阿部は手柄を誇らない。「みんながつないで好機をつくり、たまたま打てている」。東京に戻っても不動の主砲として勝利を引き寄せる。 (川越亮太)

 

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