◇中学受験で迷えるご家庭へ◇ 進学コンサルティングのyoshi3ブログ

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昨年から数十名のクライアントと受験に関して接する内に、私の中である思いがふつふつと湧いてきています。

勉強って一体何だろう?
学問って一体何だろう?

正直に言って、学生時代に本当の意味で勉強が面白いと思ったことはありませんでした。
英語と数学が好きな科目でしたが、あくまで勉強する科目の中の相対的な意味での「好き」であり、「何においても好き」「三度の飯より好き」というものでもありませんでした。
しかし、子供たちの勉強している内容を見るようになって、「今だからこそ解ること」が見えるようになりました。
一通りの高等教育を受けて、社会を経験してきた立場になって、初めて見えてくる「学問の面白さ」というのがあるのだなと実感しています。

受験生含め、学生時代にそのことに気付ける人はきっと少ないと思います。
勉強する理由を突き詰めていくと、ほとんどの目的が社会に出て、食べて行くために勉強しているようなものだと思います。一人前の人間になるために、少しでもいい学校へ行って、
今風に言えば、「スキル」を磨く事が目的となっており、そこには学問的な興味・目的が無いように感じます。
例えば、「線分図を使って比の問題を解く」本当の意味も解らないまま、受験を終了して進学してるのではないでしょうか?そして、中学・高校と上がる内に必ずぶち当たる「これってなんのために勉強するの?」という哲学的な問題を考え始めると、急にその科目が嫌いになったりします。特に、高校で数学を嫌いになる人が多いのは、三角関数やらベクトルを勉強することに疑問・必要性を感じなくなり、そして、数学が苦手になって文系学部志望に転換する学生がいかに多いことか?
このことは、今の受験生・学生を非難しているのではなく、私の学生時代にも歴然と存在していました。しかし、一通りの学問をさらっと流して勉強してきたからこそ、今更のように「なぜその勉強をするのか」の意味がわかるようになりました。
そして、今更のように、英語・数学・日本史・世界史・化学・物理・生物・地学・・・・、色々な学問を学びたい欲求を感じる今日この頃です。
実は、この数日、大学受験用の参考書をいろいろ買い揃えて、勉強を始めました。
不思議なことにあれだけ苦労した高校の数学(三角関数以降)がするすると頭にはいるのです。その理由は、次にどういう展開が待っているかがわかっているからです。つまり、学生時代に科目・単元ごとに分断されて勉強していた為、その科目・分野を学ぶ必要性を理解していなかった事が、勉強嫌いになる原因ではないかと思っています。
そんなこんなで、今は時間さえあれば、参考書を読み漁り、問題を紙に書いて解きまくっています。そして、どうせやるならということで、目標を置くこととしました。

私は今後3年以内に、東大文Ⅱ(経済)か国公立医大に合格することを宣言します。

現在はありとあらゆる科目に興味があり、参考書を読み漁っていますが、経済学なら博士号を取得し、今までの社会経験に基づく学問的経済学の研究を行いたいと思っています。
また、医大の場合は、現代社会の抱える心の問題に関する研究や医療を行うことで社会に貢献したいと思っています。

壮大な夢ですが、必ず実現させたいと思っています。(雑感)
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