朝鮮総連本部落札の宗教法人、知人の会社から購入代金融資
朝鮮総連中央本部の土地・建物を落札した宗教法人が、およそ45億円の購入代金について、知人の会社から融資を受ける見通しであることがわかった。
4月30日、最福寺法主・池口恵観氏は「お金はできて、あるんですよね。(5月10日が設定された期限ですが?)そこでは、苦慮しているんです。時間がないから」と話した。
競売にかけられていた朝鮮総連中央本部の土地・建物は、2013年3月、宗教法人「最福寺」が、およそ45億円で落札し、東京地裁から売却許可の決定を受けた。
住職の池口恵観氏によると、金融機関との融資交渉が難航していたものの、納付期限の5月10日までに、知人の会社から融資を受ける見通しになったという。
この会社は、総連とは無関係だという。
また、池口氏は4月30日、総連幹部と会談し、不動産の所有権が最福寺に移ったあとも、転居先が見つかるまで、総連が入居を続け、賃料を支払うことで合意したという。