|
南大隅町議会で森田町長が陳謝
[05/01 18:31] 南大隅町の森田俊彦町長が、原子力関連施設の誘致活動に関する権限を特定の民間人に委任していた問題で、町長が１日、町議会で陳謝しました。１日の町議会には、傍聴席に入れない人が廊下にあふれるほど多くの町民が訪れ、森田町長がどのような発言するか関心が高いようでした。問題の委任状は、様々な原子力関連施設を誘致する権限を特定の民間人に与えるとしたもので、森田俊彦町長が初当選直後の２００９年に署名していました。この問題について森田町長は「軽率な行為だった」と陳謝しました。一方、福島原発の放射性物質で汚染された土の最終処分場の立地について政府側から打診があったにもかかわらず、否定していたことについては、ほとんど触れませんでした。１日の議会では町長の説明に納得しない議員から委任状問題についての調査特別委員会を設置する議案を、議会の日程に追加する緊急動議がありましたが５対６の賛成少数で否決されました。１日の議会では政府関係者と森田町長の間に、どのような接触があったかどうかは、ほとんど触れられず町民や議員からも疑問の声が出ていました。森田町長は今後、町民座談会などで説明するとしていますが、町民の疑問に応える丁寧な説明が求められています。 |
|
| 【ＭＢＣニュース一覧】 モバイルはこちら | |
|
・２日から吹上浜砂の祭典 ・県庁で「クールビズ」スタート ・水俣病犠牲者慰霊式 ・住民らが産廃処分場を視察 ・南大隅町議会で森田町長が陳謝 ・徳之島で闘牛に突かれ男性死亡 ・奄美の世界遺産登録に向けセミナー ・鹿児島で日本の歴史を知るシンポジウム ・志布志に埋蔵文化財センターが開館 |