米議会・慰安婦問題決議への憂慮
米議会・慰安婦問題決議への憂慮
―日本外国特派員協会での意見陳述―
西尾 幹二
2013年4月4日に日本外国特派員協会で次のごとき意見陳述を行った。外国メディア向きの昼食付き記者会見である。
送られてきたペーパーには、「安倍総理大臣が河野談話の見直しの必要性について言及をしましたが、日本政府が今後どのように従軍慰安婦問題を含む歴史問題に取り組み、アジアの近隣諸国と向き合うべきなのか」と書かれてあった。
従軍慰安婦問題は韓国タームと思われていたが、近年米議会が相次いで対日非難決議をするので、局面が大きく変わった。日本外交の壁をなしているのは今やアメリカである。
与えられた時間は通訳を入れて約20分、私の持ち時間は多分その半分と見て、ターゲットをアメリカに絞って、用意していたペーパーに基き次のような話をした。アメリカ人特派員に聞かせるのが目的である。
外務省がやろうとしない日本側からの反撃の狼火としてもらいたいとの切なる願いに発している。
===============(講演ここから)
アメリカ合衆国は2007年7月30日下院において慰安婦問題決議を行い、この事件を(決議文一部抜粋)、
Whereas the “comfort women” system of forced military prostitution by the Government of Japan, considered unprecedented in its cruelty and magnitude, included gang rape, forced abortions, humiliation, and sexual violence resulting in mutilation, death, or eventual suicide in one of the largest cases of human trafficking in the 20th century;
(日本政府による軍隊向強制売春である「慰安婦」システムは、その残忍さと規模において前例を見ることのない、結果に於いて四肢切断、死亡または自殺まで引き起こした強姦、強制中絶、侮辱のシステムであり、20世紀における最大の人身売買事例の一つである~)
と規定し、今年に入ってニューヨーク州議会上院、ニュージャージー州議会下院において同様の議決を行ったことは、許しがたい誹謗で、憂慮に耐えません。
「慰安婦」という人たちは当時いました。世界には貧困のために、あるいは他の理由で、不幸にして自分の性を売らなければならなかった人たちはいました。しかし日本が国家としての権力を使って強制的に女性たちに性を売らせたという事実はありません。ましてや20万人に近い若い女性が拉致され、トラックに積まれて戦地に運ばれたなどという事実は荒唐無稽で、どこを探しても証拠は出て来ないのです。もし当時の朝鮮でそういうことが起これば、当然暴動が起きたでしょう。当時の朝鮮の警察官の8割までが朝鮮人でした。最初のウソが積み重なって、日本政府の弁解のまずさもあり、誤解の輪を広げました。アメリカ議会はこのことをしっかり再調査し、各決議を撤回していただきたい。
そもそもアメリカに、あるいは世界各国に、戦争と性の問題で日本を非難する資格はありません。元都立大教授、東洋大学長の磯村英一氏は、敗戦のとき渋谷区長をしていて、米軍司令部(GHQ)の将校から呼ばれて占領軍の兵士のために女性を集めろと命令され、レクリエーション・センターと名づけられた施設を作らされました。市民の中には食べ物も少なく、チョコレート一枚で身体を売るような話も広がっていた時代です。磯村氏は慰安婦問題が国際的話題になるにつれ、自国の女性を米軍兵士に自由にされる環境に追いやった恥を告白せずにはいられない、と懺悔しています(「産経新聞」平成6年9月17日)
温健な良識派で知られる日本芸術院長の三浦朱門氏は次のように記しています。
「また軍隊と性という問題としてなら、戦後の米軍が憲兵と日本の警察を動員して一定街路を封鎖して全ての女性の性病検診を行ったこと、その際、娼婦でない女性がまきこまれたことも書いてほしい。レイプもあった。事件のほとんどはヤミからヤミに葬られた・・・。」(「産経新聞」平成8年8月2日)
パンパンとかオンリーという名で呼ばれた「日本人慰安婦」が、派手な衣裳と化粧でアメリカ兵にぶら下がって歩いていた風俗は、つい昨日の光景として、少年時代の私の目に焼きついています。米軍によるこの日本人慰安婦の数はおよそ20万人いました。
『りべらる』というカストリ雑誌には、若い女性が特殊慰安施設に連れて行かれて、初めての日に処女を破られ、一日最低15人からの戦場から来たアメリカ兵の相手をさせられ、腰をぬかし、別人のようになったさまが手記として残っています。
「どこの部屋からも、叫び声と笑い声と、女たちの嗚咽がきこえてきました。」「二、三ヵ月の間に病気になったり、気がちがったりしました。」「これは何年にもわたって、日本全土にわたって行われたことの縮図だったのです。」(昭和29年11月号)
日本をいま告発するアメリカ社会、キリスト教団体等は自分たちの父や兄が何をしていたかを知り、恥を知れと言いたい。
日本政府はアメリカに謝罪と賠償を要求するべきです。もしそれができない、そのつもりがないというのであれば、日本も慰安婦問題についていかなる謝罪も賠償もすべきではありません。国際関係はなによりも相互性と公平公正を原則とします。
アメリカは日米戦争において自国の正義を守るために、日本を残虐非道の国であったとしておきたい。さもないと原爆や東京大空襲をした歴史上の犯罪を正当化することができないのでありましょう。
2007年以後のいくつもの米議会の慰安婦決議は、今まで親米的であり、戦後アメリカの反共政策に協力してきた日本の保守層(例えば私もその一人ですが)を苦しめ、苛立たさせています。今後この問題をアメリカが謙虚となり、取り下げなければ、無実の罪を負わされ傷つけられた日本人の感情は内攻化し、鬱屈し、反米的方向へ走り出す可能性があります。
一番いけないのは日本をホロコーストを犯したナチスの国ドイツと同列に並べて裁こうとする余り慰安婦問題を針小棒大に描き出すことです。
ここに重要なドイツ語文献、フランツ・ザイドラー『売春・同性愛・自己毀損―ドイツ衛生指導の諸問題、1939-1945』という本の表紙と目次のコピーをもって来ました。完璧な国家売春を行っていたドイツの実態、衛生管理、売春宿経営、一般女性の拉致監禁が科学的に報告されています。
ナチ管理下の売春では人種問題が困難で、ドイツ人士官や 党幹部がユダヤ人女性と性交すれば死刑でした。あらゆる点で西欧と東欧では対応が違っていて、オランダやノルウェーなどでは公娼制度が施設として利用されました。しかし東欧やソ連地区では公娼制度が存在せず、ドイツの前線司令官はなかば強制処置をもって売春婦になる少女たちをかき集めました。
それでもドイツの慰安婦問題がなぜ話題にならなかったのかといえば、ナチスのそれ以外の犯罪が余りに巨大で、極悪で、影がかすんでしまったのです。ホロコースト、殺人工場、人体実験、不妊断種手術、安楽死政策というナチスの犯罪と比べれば、世界中大昔からどこにでもある「軍隊と売春」の犠牲者の悲劇は一線に並べることもできません。
日本の戦争をドイツの戦争と同じようにとらえ、ホロコーストもしていない日本をドイツと同じように扱うために慰安婦問題を大げさに言い立てるのは余りにバカげています。ほとんど大笑いするほどバカげたことです。韓国はベトナム戦争に参戦し7000人―2万人の私生児を残してきています。
中国雲南省の最前線で米軍に追いつめられたある日本部隊は、隊内にいた朝鮮人慰安婦を、お前たちは生きて帰れと米軍側に引き渡し、日本人慰安婦は兵隊と共に玉砕した、という事件もあります。日本の兵士たちは武士道をもって戦ったのです。
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http://blog.goo.ne.jp/2005tora
株式日記と経済展望
西尾幹二氏の外人記者クラブでの論説は、従軍慰安婦問題がアメリカ地方議会に次々と対日批判決議が出されている事であり、日本国内での意見が一向にアメリカに届いていない事が日米関係をおかしくする原因になるのではないかと憂慮している。ニューヨークタイムズやロサンゼルスタイムズのようなリベラル新聞に抗議しても相手にはされませんが、ユーチューブで動画配信されたものを見てもらえれば、韓国の団体が言いふらしている「従軍慰安婦」が、いかにデタラメであるかが証明されるだろう。
外人記者クラブにおける欧米系記者たちの反応もおとなしいものであり、ニューヨークタイムズ紙のオオニシ記者はいたのだろうか? 特に興味があるのはナチスドイツ軍における「従軍慰安婦」問題であり、西欧には売春施設があったからドイツ軍はそれを利用したが、東欧諸国には売春施設が無く一般の女性を駆り集めて「従軍慰安婦」にした。しかしそれが問題にならなかったのももっと大きな犯罪行為が行なわれていたからだ。
軍隊における健康管理は重要な課題ですが、軍の兵士が性病にかかれば戦力の低下になる。第一次大戦ではドイツ軍の200万人の兵士が性病にかかり戦力の低下につながった。だから売春宿などで管理されたものとなり、性病検査で兵士への蔓延を防ぐ事は軍の重要課題であり、軍の駐屯地の傍には売春宿があるのが普通だった。
日本においても米軍兵士への慰安設備が整備されましたが、その慰安婦が20万人だった事は偶然なのだろうか? 米軍から区長などに慰安施設を要求されて慰安所が作られましたが、米軍兵士の性病の蔓延を防ぐにはこの方法しかないのだろう。西尾氏はこの例を挙げて日本軍の慰安婦問題が罰せられるのなら、米軍も同じように罰せられなければならないことを指摘している。
上記のブログで西尾先生のお考えを紹介しています。
私も西尾先生のブログか「株式日記と経済展望」しか興味がありません。
コメント by カーステン ソルハイム — 2013/4/14 日曜日 @ 19:41:57
インターネットによれば韓国兵の残忍さ戦場にまで連れまわし残した混血児
の数の多さそして彼らは通婚禁止になっているそうです。当地では一番嫌われているのが韓国人だそうです。蒋介石が見習えと訓示をした、我々のラモウ トウエツの戦いぶりを見よと言いたいですね。まして自分等の子女が誘拐同然にされ娼婦にされて暴動反乱が起せないとは情けない民族です。
コメント by 山本道明 — 2013/4/14 日曜日 @ 23:33:18
TORAさんへ。私は迂闊にもこの日のイベントを知りませんでした。
ノリミツ・オオニシはもう東京支局からとっくに退散したので、ここにはいないと思われます。オオニシと同じくらい悪質なタブチ・ヒロコという現NYタイムズ記者はいたかも知れません。
不思議なことに、この立場の異なる3人の声明について、全く記事になっていないと思います。もし、記事が出たらどなたかご教示願えれば幸いです。
西尾先生、大変お疲れ様でした。今回の先生のステートメントは、昨年8月15日に出されたアーミテージ&ナイ・レポートへの反撃の一つであり、日本からの最初の烽火であると認識しました。
今後、多くの人が先陣を切って戴いた西尾先生の後に続くものと確信しています。
コメント by 西村幸祐 — 2013/4/15 月曜日 @ 2:12:04
西尾先生の日本外国特派員協会でのご発言は、世界の理性ある人の心に沁みこむと期待しています。メディアが正確に報道すればです。毎度のごとく抹殺するかもしれません。また恥知らずな一部の妄動者には効き目がないでしょうが、致し方ありませんね。
韓国元大統領の歴史の政治利用=強請 にまで言及されたことに喝采を送ります。それにしても女性通訳者は長いコメントを正確に訳していますね。大変な能力と思いました。
コメント by 中年z — 2013/4/15 月曜日 @ 19:25:49
西尾先生、ありがとうございました。
動画を見て、とてもすっきりしました。
歴史問題での日本人の本気の反撃が
始まった気がしています。
日本のメディアはちゃんと取り上げたのか
分かりませんが、新聞・メディア・歴史学者と
ちゃんと仕事をして欲しいと思います。
この度は、一日本国民として感謝しています。
ありがとうございました。
コメント by 瀬川次郎 — 2013/4/15 月曜日 @ 22:19:09
西尾先生、心から感謝申し上げます。
今回のエントリーですが、
熱心な読者の方が引用しております。
4/15の二番目の記事を御一読下されば幸いです。
取り急ぎご紹介まで。
コメント by 読者 — 2013/4/16 火曜日 @ 22:42:14
>カーステン ソルハイムさま
ご紹介有難うございました。ブログは数多くありますが、二つに絞っていただいて有難うございます。
>山本道明さま
コメント有難うございます。
なんともいえない、半島気質?ですね。
長く苦しい時代が、そういう風土を産んだのでしょうか。
>西村幸祐先生
TORAさんご自身ではないと思いますので、あちらでコメントをお書きになったらいかがでしょうか。
今回の件は西村先生のブログでもご紹介いただいているようで、有難うございます。パンチの効いた内容で、本当に良かったですね。
>中年zさん
従軍慰安婦問題は、すべての原点ですね。
きちんと外国人の記者に発信できてよかったです。
>瀬川次郎さま
コメント有難うございました。
西尾先生に成り代わりまして、管理人としてお礼申し上げます。
コメント欄が久しぶりに賑わっています。
日本のメディアは本当に困ったものですね。
>読者様
コメント、サイト紹介有難うございました。
ご紹介のサイト見てまいりました。
この件があちこちに広がるように、ご協力ください。
コメント by 奥様@日録管理人 — 2013/4/17 水曜日 @ 0:08:55
西尾先生、勇気あるご発言、誠に有難うございました。
この度の日本外国特派員協会での先生のご発言は、欧米各国の人々に届くことは一切ないでしょう。それどころか、アメリカを中心に、彼らは今後益々反日プロパガンダとしてこのような問題をプロモーションし続けるでしょう。なぜならアメリカもチャイナやコリア同様に自国民に対し反日教育を長年し続けている国家であり、このような反日プロパガンダをプロモーションすればいつでも国民の反日感情を高める事が可能である国家だからです。昨今のアメリカの政府やメディアは何か近い将来に向けてアメリカ国民の反日感情をこれまで以上に高めようとしているように思われます。
しかし、そのような中においても、この度の先生の勇気あるご発言は、過去、現在、そして未来の日本人にとってとても重要で意味のあるご発言であると思います。将来、日本がどのようになるのかはわかりません、もしかしたら、近い将来に消滅してしまうのかもしれない。しかし、何十年後や何百年後の子孫たちが現代を振り返ったときに、欧米のマスメディアの人々の前で、堂々と、そして、冷静にこの問題について論理的な説明をした日本人有識者が存在したという事実が、何らかの心の救いになるかと思います。
私はこれまで先の戦争について、「チャイナ人は宣伝戦が上手く、それに比べて当時の日本人はへたくそだった。」とか「当時の日本人は欧米の世論を味方に付ける重要性がまったくわかってなかった。」等とまるで日本人がだらしなかったかのように教てきました。しかし、現在を考えるとどうでしょう。何が起こっているのか、何が重要なのか、わかっていても欧米の世論に訴えかけることなどさせてもらえない。チャイナ人やコリア人の反日プロパガンダは率先してプロモーションしても、日本人のメッセージは絶対に取り扱わないし、言わせさえしない。しかし、せめて、我々現代の日本人が、当時の日本人もそん事はわかっていたという事実を探し出せれば、どれほどの心の救いになるか。そのような意味で、先生のこの度のご発言にも、ご著書「GHQ焚書図書開封」にも、とても感謝しております。
また、Youtubeにあった先生の「ニーチェの言葉『神は死せり』」も拝見させていただきました。大変勉強になりました。なんだか胡散臭い現代において、少しでも多くの一般の人たちが確りとした正しい認識を持つ事が重要だと思うので、私はごく一般的なビジネスマンですが、最近は時間が許す限り色々と読んだり書いたりしながら、がんばって思考活動をおこなっております。(最近書いた記事:http://ameblo.jp/rerapirka/entry-11419525868.html)
今後も西尾先生の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
コメント by Rera Pirka — 2013/4/17 水曜日 @ 3:49:56
日録管理人様、ありがとうございます。
大東亜戦争末期に米軍は日本本土で非戦闘員への無差別銃撃・爆撃を行いましたが
心優しい日本人はそこで捕虜になった米軍機搭乗員にすら、こんな仕打ちはしなかったのです。
郊外に父方の実家があった横浜市は激しい空襲にさらされたのでよく聞かされましたが、被弾した米軍機(艦載機)から落下傘で脱出した搭乗員は地元民に殴られたものの、憲兵がすぐに来て厳重に保護し基地まで護送したそうです。終戦直後に五体満足で解放され帰国したと聞きました。
火に包まれたB29が墜落した際は、機体内の搭乗員は黒焦げで全員が死亡していたものの誰も晒し者にされたりする事は無く、心優しい地元民は一ヶ所に遺体を集め丁寧に埋めて、わかる様に板で碑を建てたと聞きました。
それなのに底意地の悪い進駐軍は「虐待して殺したのではないか」としつこく訊いて回ったそうです。誰でもいいから戦犯に仕立て上げようとしたのでしょう。(実際に仕立て上げられたケースは少なくないのではないでしょうか)この腐ったメンタリティはシナ人のそれになぜかよく似ていますね・・・雑感にて失礼いたしました。
コメント by 読者 — 2013/4/17 水曜日 @ 23:34:08
西尾教授の勇気あるご主張、拝読いたしました。
米軍占領下における日本での「軍と性の問題」のついては、かなりの報告がなされておりますが、ナチス・ドイツの「軍と性の問題」については、ほとんど報告されていないのが実状かと思います。
今回、西尾教授はその実情について概述されました。正に、「目からウロコ」という印象です。更に、「ドイツの慰安婦問題がなぜ話題にならなかった」という論点については、非常に明解な分析を頂きました。
改めて、西尾教授の勇気あるご発言に対して、感謝申し上げる次第です。
コメント by 佐藤生 — 2013/4/18 木曜日 @ 3:38:49
西尾幹二、日本外国特派員協会で河野談話見直し会見。
完全版・動画
http://www.youtube.com/watch?v=fl2jUJWHsCQ
コメント by 幹二フアン — 2013/4/18 木曜日 @ 7:52:41
>>・動画youtubeのコメント欄
aka197620 2 日前
all people know
South Korea is a most liar …..In the world and Universe!
返信 · 15
コメント by 幹二フアン — 2013/4/18 木曜日 @ 8:04:57
ありがとうございます。
いつもはチャンネル桜の「焚書」でお世話になっております。このような「当たり前の話」をわざわざしなければならない戦後のたわけ父祖の対応が恥ずかしいです。
国家を挙げて「当然の」正論で反撃すべきです。私は安倍さんに期待しております。
コメント by karasu713 — 2013/4/18 木曜日 @ 12:36:40
西尾先生
日本人として、感謝の気持ちをお伝えしたく、コメントさせて頂きました。
心からお礼申し上げます。
当方アメリカに住んでおり、韓国人によるロビー活動の結果としての従軍慰安婦像の設立や、歴史ねつ造を蔓延しようとする動きに怒りが止まりません。
個人レベルでできる範囲ですが、ホワイトハウスの署名活動「韓国による日本へのハラスメントを止めてほしい」等に署名したりしています。
本来であれば、日本の名誉を守るために動かなければならない外務省が西尾先生のように進んで外国・世界へ発信していかなければならないのですが、外務省の消極姿勢にいらだちを隠せません。
先日もミシガン州デトロイトのサウスフィールド市立図書館に慰安婦像が設立されそうになり、日本総領事館の松田邦紀総領事、デンソーの副会長、デトロイト駐在日本企業連合会(JapanBusiness Society of Detroit)会長によって阻止することができたようで、安堵しております。
これからも益々ご活躍頂けますよう、心より期待しております。
コメント by Marine — 2013/4/18 木曜日 @ 14:20:22
>Rera Pirkaさま
コメント有難うございました。
ニーチェの動画もご覧になったのですね。
こういった深い話が聞ける日本人こそが、日本を護ることができると私は思っています。
そちらのブログでもご活躍ください。
>読者さま
コメント欄が賑わうことを西尾先生は喜ばれます。
今後ともどのような雑感でもよいので、よろしくお願いいたします。
>佐藤生さま
日本はいつでもドイツと比較されます。ドイツの事情に詳しい西尾先生こそ、日本の事情をきちんと論証できる方なので、今後とも応援よろしくお願いいたします。
>幹二フアンさま
もう少し、ご自分のコメントも書いてくださいね。
> karasu713 さま
焚書図書の感想もこちらで書いてくだされば有難いです。
> Marine さま
アメリカでの活動、本当にご苦労さまです。
こちらからは、手紙やメールしか届けられませんので、
現地での活動は本当に有難いと思います。
外務省は本当に体たらくで、困ったものですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
コメント by 奥様@日録管理人 — 2013/4/18 木曜日 @ 21:01:39
理路整然としたお話に深い感銘を受けました。一人一人の日本国民がこうした事実を知り、諸外国からのいわれなき誹謗に対して断固として反論していかねばならぬことを再認識いたしました。本当にお疲れ様でした。
コメント by 岩田温 — 2013/4/20 土曜日 @ 12:57:18
今回改めて、西尾先生の活動に大きな尊敬を覚えました。
内容の中で「日本は武士道で戦っていたのだ」という点を強調される部分があります。自分は法制史と関係する分野を研究している者ですが、日本の武士道こそが、昭和になっても外国との関係で日本人がほとんど無意識で用いていた、万民法 : jus gentium だったのだということを認識しました。
これは国際法とは異なる民族固有のアクションコードです。明治維新の時から、海外との関係や欧米列強の動向に慎重に配慮して、西側のコードを習得して国際的なプレーヤーとして日本は振舞ってきました。
当時の日本人も、そのような意識と態度で西側の「国際法」に準拠した行動を導こうと努力をしていたわけですが、しかし実は、本当に戦争の現場や国境において日本人が価値観として共有し行動していたのは、武士道という万民法だったのだと思います。多くの日本人がこのことに無意識で、自分たちは同時代の「国際法」を尊重していたはずだ、と信じていただけに、戦後GHQによる戦争犯罪という「国際法」による断罪が平然と行われてしまい、今にいたっているのではないかと考えます。
極東軍事法廷が、日本人が武士道によって長年やしなってきた正義感、世界にも通用する高いモラルを持った万民法を、集団犯罪の原因であるかのように決めつけて現代に至っているのは、本当に残念なことです。
はじめてのコメントで長々と失礼しました。
コメント by 多名賀 — 2013/4/21 日曜日 @ 4:42:24
テキスト、動画ともに拝見致しました。とても立派な態度で、感動しました。外国メディアに対し、日本人の悲しみと怒りをこれほど直截に語った知識人はいなかったのではないでしょうか。
コメント by 佐藤春生 — 2013/4/22 月曜日 @ 15:34:40
>岩田温さま
コメント有難うございます。
これからの若い岩田さんたちが、もっともっと発信していってくださいね。
>多名賀さま
法制史を研究とのこと・・・・
国際法と武士道という万民法・・・考えさせられました。
コメント有難うございました。
>佐藤春生さま
本当にそうですね。
日本人は遠慮ばかりしますから・・・・。
今回、本当にずばりとおっしゃいましたから、外国人はびっくりしたのではないでしょうか。
コメント by 奥様@日録管理人 — 2013/4/22 月曜日 @ 22:22:03
日本のメディアは何故か日本国民が知るべき情報を公正中立正確に
報道せず曲解した報道を行っていると思わざる終えません。
一体どこの国のメディアなのかいい加減にしろと怒鳴りつけたくなります。
最近は食か旅かお笑い番組のオンパレードでとてもではないけれど
信用するに値しないと断ぜざる終えません。
西尾先生よくぞご発言くださったと日本人として感謝に耐えません。
日本人は寡黙である事が美徳の一つとされてきましたが国際社会上において
寡黙である事は何も考えが無い者として軽蔑の対象になりますし
反論しないと言う事は嘘であっても事実として認識されると聞きます。
この点において中国や朝鮮は戦前も戦後の現在も日本より上手に
自分達の嘘を真実であるかのように宣伝し続けていると思います。
これでは未来の日本国と子孫達に顔向けできません。
彼らの嘘ははっきりと否定しなおかつそれが日本と子孫達の未来に明るい
ものであるように今しっかりと反撃しなくてはなりません。
今の時代に生きる我々は未来から今この時を預かっているにすぎません。
中国、朝鮮は事あるごとに自虐史観による戦後教育を受けた日本に対し
自国に都合の悪い事は全て日本と日本人に責任を擦り付け今もその工作は
行われています。
それに対して私達は憲法改正も含め自国を自国で防衛できるように防衛力の
整備、情報収集と其の正確な分析と対策が打てるような機関を早急に設立し
近隣国からのいわれなき誹謗中傷や内政干渉を阻止し独立した日本国を
未来の日本人に受け継がなくてはなりません。
中韓にたいしてはこれ以上支援をする必要も有りませんし韓国には経済危機において危機克服のため貸した金を即刻返してもらうことも要求するべきですし最悪お付き合いを止めることも検討するべきと考えます。
困るのは中国、朝鮮であり我が国日本ではありません。
長文大変失礼いたしました。
コメント by 一有権者 — 2013/4/26 金曜日 @ 22:20:42