広島駅南口再開発:52階建てビル建設開始−−Bブロック /広島
毎日新聞 2013年04月25日 地方版
JR広島駅周辺の市街地再開発事業で、南口Bブロック(約1・4ヘクタール)に建設される超高層複合ビル(南区松原町)の建設工事が始まった。ビルは地下2階、地上52階建て(193メートル)で、再開発組合によると中四国・九州で最も高い建物になるという。完成は2016年6月の予定。
事業計画は市が81年に策定。3ブロックに分けて整備を進めてきた。今回建設されるビルは、地下2階〜地上3階に家電量販店「ビックカメラ」が核店舗として出店、10、11階はホテル、12〜52階はマンションとなる。市の福祉サービス拠点「総合福祉センター」も入る。
今月12日に起工式があり、県や市、財界など関係者約160人が出席。再開発組合の前岡真仁理事長は「(完成する)3年後には国際平和都市広島の玄関口として大きな役割を担うことを誓いたい」と述べた。【高橋咲子】