シマンテック株が数秒で急落、ミニ「フラッシュ・クラッシュ」指摘も
[30日 ロイター] 30日午前の米株式市場で、米セキュリティソフト大手シマンテック(SYMC.O: 株価, 企業情報, レポート)株価がほんの数秒の間に10%急落し、一時取引停止となった。
市場関係者の間では、2010年5月6日にダウ平均株価.DJIを数分間で600ドル急落させた「フラッシュ・クラッシュ」が単一銘柄で起こったようだとの指摘が出ている。
株価の急落が起こったのは米東部時間午前10時11分(日本時間午後11時11分)頃。株価急落を招くような目新しい材料は特になかったが、3秒間で50万4000株が取引され、株価は24.40ドルから21.93ドルに下がった。
取引停止の5分後には、取引が再開され24ドルを上回る水準まで回復。午後の取引では1.3%安の24.26ドルで取引されている。
シマンテック広報担当クリス・ペイデン氏は、何者かが売値の下限を設定せずに大量の注文をいれたため、殺到した買い手が買値を大幅に引き下げたと説明した。
米ナスダック市場を運営するナスダックOMXグループ(NDAQ.O: 株価, 企業情報, レポート)の広報担当者ウェイン・リー氏は、ナスダック市場では下落率が10%に達すると自動的に取引停止措置が講じられるとし、これまでのところ取引にキャンセルは出ていないと延べた。
ペイデン氏は「必ずしも誤った取引ではないので、修正される公算は小さい」との見方を示している。
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